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カテゴリ:家庭教師を選ぶ際のポイント
最近の家庭教師のお仕事内容は、以前のそれに比べて変わってきている気がする。
前は確かに「いかに勉強を教えるか」であったが、今は お悩み相談所 的な役割になっている気がする。 特にこれは中学生に多い。 最近の生徒さんはかなりストレスを感じているにもかかわらず、それを相談する先輩や友達は少ない。 友達も、表面的には多そうに見えるのであるが、とても困っていることを打ち明けられる人はほとんどいないようだ。 「絶対に言わないでね」といったことが、なぜか隣のクラスにまで伝わっていたりして、誰も信じられない状態になっている。 家庭教師は年齢的にも生徒さんに近いため、仲良くなると話しやすいのだろう。 部活やら友達関係やら、お家の方に関する愚痴など、色んなことを講師に話しする。 講師側からすれば、そういった話を聞いている時間があれば、勉強を教えた方が成績が上がるから指導時間を全て「教える時間」にしたいのであるが、講師までが生徒さんが置かれている周りの人と同じことをしてしまうと、生徒さんからすると「ガス抜き」が出来ない状態になってしまうため、なるべくそういった生徒さんの話を聞くように言っている(これをすると講師側で逆にストレスを感じてしまう者もいて、なかなか難しいのであるが・・・)。 精神状態が安定していれば、勉強もはかどるのであるが、不安定な状態だと、何を教えていても通り抜けている状態になっていて結果も出ない。 「愚痴も聞いてあげられて、勉強もしっかり教えられる」 講師に要求されることは年々厳しくなっているのに、人材は少なくなっている気がする。 あ~、困ったなぁ。 今後のやり方をよく検討しておかなくては。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/03/21 05:25:30 PM
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