1585393 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

よろずごと・・・

よろずごと・・・

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2011.03.17
XML
カテゴリ:たんなる日記

真冬の寒さの中、燃料不足のために物資が届かず困っている被災者の方々、

一方、福島第1原発で下請け会社の若い作業員が命がけで作業している中、

あまり被害がない東京や関西で買いだめや、

除染のためにうがい薬を飲むなどの愚行がニュースになる日本。


世界からは日本の危機対応能力の高さを賞賛しているらしいが、

はたしてそうなんだろうかと思ってしまう。

そんなときだからこそ、せめて私は冷静に対処しようと思う。



確かに放射線物質は東京に住む私も気にならないというのはうそかもしれない。

だからこそ風潮に流されず、自分自身で調べてみた。


まず東京都の放射線量がどのくらいなのかは、個人で測っている人もいれば

公なところが一時間ごとに発表しているところもある。

詳しくはこちら


ここは豊島区なので、一番近い新宿区の値を見ると

今は大体0.0533μGy/h(マイクログレイ/時)とある。

1グレイは1シーベルトに換算されるらしいので、

約0.05マイクロシーベルトだといえる。


いままでの一番の最大値は3月15日出た値で0.809マイクロシーベルト。

これは1時間の線量なので、もしこの最大値のまま1年で被ばくする線量を計算すると

0.809×24(時間)×365(年間)=7086.84マイクロシーベルト 

つまり一年間で被ばくする線量は約7.1ミリシーベルト。

日本の1人当たりの自然放射線が1.5ミリシーベルトらしいので、

それよりはやはり多いが、CTスキャン1回で6.9ぐらいらしいので、

それぐらいといえる。

ちなみに健康被害があるのは100ミリシーベルト以上。

よって今の数値程度では全然問題なく、ふつうに過ごすつもりだ。

周りを見渡すといつもは洗濯物が並んでいる家でも

洗濯を控えているのか、外に出していない家も多数あるが、

私は自分の判断でふつうに暮らし、ふつうに洗濯も干すことにする。


もう一つ、放射線物質で東京でも観測されて

話題になっているヨウ素131とセシウム137。


ヨウ素131は甲状腺にたまりやすいらしく、
(甲状腺ホルモンを合成するのにヨウ素が必須元素のため)

そのため多く被ばくすると甲状腺がんの発生確率が高くなるらしいが、

チェルノブイリでも40歳以上の大人はあまり事例がないそうだ。

実際に被ばくした方が飲むヨウ化カリウム錠剤は40歳以上の方は

あまり薦められていないそうだ。
(むしろ人によってはその薬で甲状腺の機能が衰えて副作用が起きる危険性の方が高いそう)


よって40歳以上の大人の方は、うがい薬を飲んだり

いつもよりも昆布を食べるなどの愚行はせず冷静に判断しましょう。

また甲状腺ホルモンの元々異常のある方は、

昆布、わかめなどヨードを含むものを多くとりすぎると

かえって甲状腺機能が低下する場合もあるのでご注意を!



もう一つのセシウム137。

これは土壌粒子と結合しやすく、半減期が30年と長いので

ヨウ素の半減期が8日と短いのに対して長く残る厄介なものらしい。
(人間の体内は100日で排出)

またベータ線とガンマ線の両方の放射線を出し

多く被ばくすると白血病、がんの発生確率が高くなる。

ここまで書くととてもこわくなるが、

セシウムは678度で気体になるため、事故による放出はされにくく

またこれら放射性物質が実際放出している

放射線量の絶対値が新宿ではまだ低いので、騒ぐことでもないと思う。



私は電気工学科卒なので、原子力発電の利便さ、安全さなどを教わったが、

このようになると、原子レベルを操作するのは神の領域なのではと思うこともあるが、

私はこの原発の緊急事態をぜったい鎮静化できると信じているし、

今原発の中で作業されている方に”ありがとう”と感謝を意を伝えたい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011.03.17 14:45:23
コメント(2) | コメントを書く
[たんなる日記] カテゴリの最新記事


PR

カテゴリ


© Rakuten Group, Inc.