|
カテゴリ:本、講演で学んだこと
![]() 小林正観さんの本はこの本で2冊目です。今の私にはとても素直に入ってくる内容ばかり。「このように生きるべきです」という堅苦しいお話ではなく、「このように考えたほうが得ですよ。」というお話が、興味深い例をあげて紹介されています。 たとえば、人間はハブが持っている毒くらいのものは、体内で作ることができるというのです。ハブが怒っている時にのみ毒がでるように、人間も腹を立てて怒って怒鳴っているときに、猛烈な毒物ができます。その毒はたんぱく質を溶かします。そして人間の五臓六腑は、すべてたんぱく質でできています。怒った時、人間は自分が作った毒物によって、実は自分の体内の臓器を溶かし始めているのです。 ゆえに怒らないほうが良い。自分で自分の体を痛めて損をするからだというのです。 なかでも、私が一番、「なるほどなぁ」と納得したお話は、「得する男女関係」です。 人間の体には約4000ccの血液があります。男性はそのうち1000cc失っただけで死んでしまいますが、女性は3000cc失ってもまだ生きています。 男性は弱いところを悟られたくないがために、2000cc失っても死なないように威張ってみせてきました。 女性は、2000cc失ったら死んでしまうように装い、実際より弱そうにして生きてきました。 だから、女性のみなさんに、男がどれだけ弱い存在かということをわかってもらい、くれぐれも弱いものいじめやめてあげてください。まともに渡り合うのはやめましょう。というのです。 そして、男はもともと生命力が弱いために、「賞賛」というエネルギー源が必要で、それがないと生きていけないらしい。女は優秀なのでほめられなくても自分でちゃんとやれるのですが、男はそうはいかない。身近な女性の賞賛が必要というのです。 そういわれてみれば、そんな気もしますが、男の身勝手な言い訳のようでもあります。 それが正しいかどうかではなく、せっかく正観さんがそうおっしゃっているのですから、「男はか弱い存在で、それを隠すために威張っている。身近な女性の賞賛がないと成功できない。」と思ってまともに渡り合わないほうが、お得ですよ!と受け止めましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本、講演で学んだこと] カテゴリの最新記事
|