カテゴリ:コンピュータ
グーグルのサーバーは、
UPSで電気をバックアップするのではなく、 バッテリーを個別サーバーに内蔵している、 という情報が公開された。 グーグル、自社設計のサーバを初公開--データセンターに見る効率化へのこだわり http://japan.cnet.com/special/story/0,2000056049,20390984,00.htm http://d.hatena.ne.jp/shibataism/20090406/1239018943 これをコストだけのメリットだと考えてはいけない。 ほかにも理由があるのだ。 UPSの場合、停電の確率だけでなく、サーバー電源ユニットが壊れる可能性も考慮にいれなければならない。 UPSだと、停電対策にはなるけど、各サーバーの電源ユニットが壊れたら、UPSの意味がなく、サーバーが停まってしまう。電源ユニットが壊れても大丈夫なようにするには、電源も冗長化する必要がある。 その点、個別のサーバーにバッテリーをつけた場合、各サーバーの電源ユニットが壊れても、しばらくマザーボード等に直接電気が供給される。 またUPSだと数年おきに交換する必要があるし、UPS自体が故障するリスクもある。 その際に、サーバー電源ユニットが1個だと、 交換時に電源を停止しないといけない。 バッテリーだったら、はずして差し替えるだけ。 設計者はそのあたりまで考えていると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.07 19:03:59
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