プリューレ･ロックのラベルに書いてあるエジプトの象形文字(ヒエログリフ)は、左にぶどうの木を表し、上から神の口、人の口、ぶどうの果実を表しているんだそうです。

プリューレ･ロックの白で面白い体験をしたことがあります。

以前、ヴィノスやまざき渋谷店のバーカウンターでプリューレ･ロックのグランオルディネールの白を飲んだときのことです。
なんだかあまり他のワインでは感じたことがないけど、普段よく嗅いでいる見覚えのある香りがするのに気がつきました。
しばらく、何だろう、と考えていたら、ぱっと思い出したのです。('▽'*)
それはシイタケの香りでした。

早速バーカウンターにいた店員さんに、「これシイタケの香りがしますね♪」と話しかけました。

すると店員さん、「我々はそれをロック香って呼んでいるんですよ」と笑顔で教えてくれました。

ロック香か、それは面白いものを聞いた、と早速心にメモメモ。〆（・ー・* ）

後日、オート･コート･ド･ニュイ･ブランや、グランオルディネール･ブランを家で飲んだときも、やはりシイタケの香りがばっちり感じられました。(･0･*)ﾎﾎｰ

でも、これはあまり美味しいそうな香りではないですね。
活き活きとした柑橘系の果実のような酸味が美味しかったので、美味しくいただけたのですが。
きっと万人受けしないワインのような気がします。

グランオルディネールは赤も飲んだことがありますが、なんとなく記憶にありません。
一度、ちょっといいランクのプリューレ･ロックも飲んでみたいものです。(*'-'*)

さて、昨日のヌーヴォーはチーズとばっちりよい相性でした。昨日の晩御飯は鍋だったのですが、ヌーヴォーは鍋ともよく合いますね。牛肉や豚のしゃぶしゃぶ、茹でた野菜などとよく合っていて、なかなか楽しい鍋パーティになりました。

今日の晩御飯は、レバー串やハツ串など、鶏串を食べることにしました。ワインは、スペインの赤です。

6本で3980円のセットに入っていたワインです。
ガルナッチャ･ティントレラは、アルマンサD.O.を代表する品種で、19世紀後半、フランスでプティ･ブーシェとグルナッシュの交配により誕生し、フィロキセラ禍の時代にスペインにもたらされた葡萄だそうです。

エッジに鮮やかな赤紫色が入る、夜の闇のようにとっぷりと濃い色合い。
煮詰めたプルーン、ブラックチェリー、バニラ、ブルーベリー、オレンジリキュールが入ったチョコ、焼き芋、あと少し漢方薬と乾いた土の香りも。かなり濃い味わいだけど、軽快な酸味があるのでそんなに重たさを感じさせません。滑らかな舌触りで、ぎゅっと詰まった果実味と旨味があって、飲み応えのあるとても美味しいワインです。(*´∇｀*)
スペインワインは、お手頃な価格で美味しいものたくさんあるので、とても嬉しいですね。(o^-^o)