ラベルに鹿が描かれてますね。
なので、馬と鹿でおばかさんになっちゃう、というわけで。。。(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッえっとえっと、本題に戻ります。
このワインの蔵元は、1976年からオージェ氏が引き継ぎ、フィリップ・パカレ氏が栽培・醸造のコンサルティングをしているそうです。
ブドウ畑は、イラクサやノコギリ草のほか、水楢の樹皮を元にした漢方薬で手入れし、科学肥料や除草剤を一切使わない自然栽培法を採用し、瓶詰めのときも亜硫酸添加は一切しないそうです。
このワインの年間生産量は約9000本で、手摘みで収穫、3年目樽で一部樽発酵、12ケ月の樽熟成で熟成しているそうです。
エッジにオレンジ色が入った、艶やかな真紅色。
グラスに近づくと、ぬか漬けのような独特の香りと梅紫蘇っぽい香りがしました。
ぬか漬けっぽい香りに思わず、「くさいっ!」( ̄~ ̄;)
でも、恐る恐る飲んでみると、そんなににおいは気にならないし、抵抗感なくするりと喉に消えてゆく滑らかな口当たりにびっくりです。
まるでブドウを何にも手を加えずにそのままワインにしたような自然な感じで、飲んでいると身体の余計な力がふっと抜けて、とてもリラックスした気分にさせてくれる癒し系の味わいです。
トマトやパセリといった野菜っぽい香りが強く、それと苺、ハッカ、葡萄、ヤマモモ、さくらんぼ、梅紫蘇、バニラの香りがします。余韻にやっぱりぬか漬けみたいな香りが。
なぜか、一口目はぬか漬けの香りを強く感じ、次の一口はぬか漬けの香りがしなくて果物の甘酸っぱい香りがして、で、また次の一口はぬか漬けの香りが強い、なんて感じに交互に現れます。
フレッシュな果実味いっぱいで、その中に柔らかで穏やかな酸味とふんわり柔らかな甘味がバランスよくきれいに溶け込んでいます。
程よい厚みがあり、クリーンでナチュラルで優しい味わいの、とても飲みやすく美味しいワインです。
ピータンポイントは、最初80点でしたが、馬刺しと合わせたらこれがまた素晴らしいマリアージュで、ポイント85点に急上昇♪ヾ(=^▽^=)ノ
そうそう、飲んでいるうちに気付いたんですが、このワインの香りって、トマトにアンチョビを乗せて食べたときの香りに何だか似ているんです。(*'0'*)
あまりに飲みやすくてするする全部飲んじゃったのですが、最後のおりまで美味しかったです。
で、翌日に瓶の中を嗅いでみたら相変わらずいい香り。
次の日の味がどうなるか置いておけば良かったかな。(´-`*)