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カテゴリ:マイナーな海外旅行
久しぶりにタイへ行ってきた。
駐在していた頃の現地スタッフと今の駐在員に会いに、そしてゴルフである。 昨年は2月に行ったが1年足らずで随分と変わった。毎年の変化に驚かされる。 まず、最低賃金というのが大きく上昇。新興国は経済の発展と共に賃金が上がって行くのは仕方のないこと。 oyajiが居た5年前は確か175バーツくらいだったが、今回聞くと300バーツになったという。 タイの最低賃金というのは、日雇というか、日給ベースで働く人の1日の賃金をこれ以上にしなさいと言うもの。 これを基に、一番安い月給ベースの仕事の給料も決まってくる。そしてそこから仕事のランクが上がって、平社員、リーダー、スーパーバイザー、マネージャーとなってくると給料は急角度で上昇する。 ヒラとマネージャーの給料比率は日本など比べモノにならないくらいに大きくなる。 一方で、最低賃金300バーツというと、1日8時間働いて900円ということ。 日本なら、最低時間給が750円くらいだから6000円程度になる。 日本の賃金は6-7倍、物価は3倍くらい、日本で働いているだけで2倍「お金持ち」なのだ。 この差は当然、段々と無くなって行くでしょうし、無くなるべきだ。 昨年、新車の購入に10万バーツ政府から補助が出たと言う。 その機会に車がものすごく売れたらしい。 oyajiがタイの地方都市に赴任した頃は、町でも田舎でも見る車はセダンタイプはボロボロで、ピックアップトラックは新車が出始めていた頃だ。タイでは長距離移動が多いから、丈夫な車が好まれていたが、帰任する頃には新車の方が多くなり、セダン車も多くなっていた。 だが、今年はそれが更に増えたようだった。 建物の建設も多い。 地方都市だが、レムトンというデパートは拡張に次ぐ拡張。前広場だったところにドーンとITセンターの建物が出来ている。 バンコクのエカマイには新しいモールが出来て、中に入ると2階は日本食レストランだらけ、日本からの進出も進んでいる。 寂しかったのは、カラオケやさん。昔よく通い、日本に帰るときにはパーティーに差し入れをしてくれたママさんが居なくなっていた。店は1年前に名前を変え改装したのだが、今回も既にまた名前が変わていた。一時代が終わってしまったのかと感慨深いものがあった。 その店の反対側にあったカラオケやさんは名前こそ変わっていなかったが、入口にハングル文字があるのをみるとこれまた寂しいものであった。 ゴルフでは最初に2月にホンダLPGAを開催するサイアムCC。 ここは駐在時代によく連れて行かれゴルフを憶えさせられたところ。 日本に帰って大分練習したのだが、oyajiは相変わらず下手なことを再認識させてくれた。 とまあ、過去の思い出に充分浸ったタイ行きであった。 それにしても、円安が十分進んだところでタイ旅行。 oyajiのツキを象徴している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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