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カテゴリ:為替
昨日の報道ステーションだ。
「ドル、ユーロは高くなりすぎた。心配です。」 本当に心配するほど高くなったのか? 本日11時現在、1ドル102.5円、1ユーロ139.6円。 確かに1ドル75円から27円40%弱、1ユーロ94円から45円50%弱高くなった。 これは高すぎるレベルなのか? 1995年からの推移を見てみよう。 ![]() ドルは一番左に85円などと言うこともあったが、その反動の145円付近から下がり続け、昨年は75円というところまで来ていた。 米国経済が落ち目で、日本経済が調子良い時は、経済の強い通貨は高く弱い通貨は安くなるのは当然のことだからドルは下がって行く。 ![]() ユーロは経済の良い国悪い国の集合だから、その時々の状況で大きく上下する。 そしてこの数年日本はどうだったのか? 円高で輸出はガタガタ、それでもデフレは進み、大震災でもダメージを受けた。 民主党政権時代、円はあまりにも経済実力に合わず高すぎたといえる。 今は過去に比べて位置的に妥当ではないだろうか。 1ドル110円、1ユーロ150円になれば警告しても良いかもしれない。 今から心配だと不安を煽る必要はない。 円安、ウォン高でも心配しているのであろうか。この番組のコメントにはいつも引っかかってしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.11.29 12:01:24
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