カテゴリ:仕事関連の日記
偶然、Fさんに会う。彼女は、私よりずっと若い女性であるが、山根先生のネット学習会では、講師をされていた方である。その頃は、企業に勤務しておられたが、現在は独立して活躍しておられる。公的機関の仕事が多いはずである。
いろんな診断士の会に参加しているが、独立を考えている方は多い。私も、その一人で、実際に独立してしまったのであるが。 受験生の頃は、診断士をとれば、独立のパスポートであるとなんとなく思っていたふしがある。もちろん、アタマでは、そんな甘いことはないぞと戒めるのであるが、気持ちは浮ついている。果たして、診断士になってみたら、そんな甘いものではない。 実際には簡単には独立できない。思慮深い人は特にそうであろう。私のような遊牧民タイプは少ない。 ただ何人かは、独立する。ビジネスモデルを創り上げて独立する者もいれば、背中を押されて、前につんのめったように独立する者もいる。私のことであるが。 独立してみたら、自転車操業で本当に苦しい。営業を怠れば、来月、再来月は収入が半分になるかも知れない。 それでも、なんとなく、続けていくうちに形になってくるのである。(願望も入ってます。なんとかなーれ) もともと診断士は、理論はもっている。有名なコンサル会社のコンサルタントよりも持っている場合もある。広く浅くという条件であれば、診断士にかなうものはないだろう。 ただ実践がないので、怖気づいてしまう。ここである。 実践がないから、本当のスキルが身につかない。 スキルとは、クライアントに確実に実行させるためのスキルである。 理論を立てて助言するだけなら、少し勉強すれば、誰でもできるのである。 クライアントが実行して、成果を上げるようにしなければ何の意味もない。 独立した者は怖気づいていられないから、その意味では強い。家族を路頭に迷わせるわけにはいかないので、真剣になる。邪魔するやつは殺す覚悟である。 独立したら何とかなるよと先輩に言われたものだが、その意味が最近分かってきたところである。 企業にいた頃に、実践経験をもう少しつんでおきたかったな、とは思いますが。。。(だから、そういう機会を少しでも作って提供したいな、とは思う。ランチェスター関西で、それができればいいのだが) Fさんも、ずいぶん、迷われたようだが、独立されて良かったのだろう。いきいきしてました。以前は女工哀史のようでしたから… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 24, 2005 11:57:45 PM
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