カテゴリ:ランチェスター戦略
■本日は戦略勉強会でした。
ネタは日経ビジネスの「内需創造企業」 グローバル企業の業績が落ち込んでおり、地域密着の内需を創る企業に着目した記事です。 もっとも、事例企業の内容がバラバラで、まとめにくく、理解しにくい記事でもありました。 その一つ一つの事例を検証していきました。 ■いくつか面白い事例がありました。 大和テクノシステムズという電子顕微鏡の部品を作っている企業は、新機能の部品の開発をきっかけに、顕微鏡の保守・メンテナンス事業に進出します。 期待の新製品があるのに、保守・メンテナンスに進出したわけです。これは深い。 要するに、より川下に接近する道を選んだわけです。 この保守・メンテナンスを強化することで、顧客(大学や研究機関)とのパイプを深め、知名度を上げるとともに、情報収集に努めたのでしょう。 まさにインテル化です。 もちろん保守・メンテナンスの利益率も大きいというのが魅力だったのでしょうし。 B2Bの部品製造業であるからこそ、川下化したという事例でした。 ■この事例は顧客密着という話ですが、日経ビジネスは「地域戦略」にこだわりをみせていました。 結局、底力のあるしぶとい企業は、地域に強いという特徴を持っています。 あのノキアでさえ、中央アジアで強いという特徴を持っています。 (これはいつもセミナーで言う話ですが) ただ今回の記事では、地域戦略をどのように捉えるかがすっきりとまとまっていませんでしたね。 これから考えてみましょう。 ■本日は、いつものイタリアンが満席で、焼き鳥屋で懇親会をしました。 いい雰囲気の店でしたね。 また行きましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 7, 2009 10:39:12 AM
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