カテゴリ:ランチェスター戦略
■本日は勉強会でした。いつもの難波の会場です。
テーマは「広告の変化」について。今週号の東洋経済の特集をネタにしています。 ■電通や博報堂、リクルートなどの既存の広告業の業績が落ち込んでいます。 これは、いわゆるマスメディアの価値が落ちてきているからだと思われます。 大手広告代理店は、マスメディアの広告枠を独占的に販売する権利を持っていますから、その広告枠が高く売れるうちは好業績を維持できますが、高く売れなくなれば必然的に低迷します。 ■本来、広告は企業が消費者とコミュニケートする手段の一つです。 それがいつの間にか、広告枠という手段ありきの商売になってしまったところに問題があります。 本来、どのようなコミュニケーションをしたいのかを考えて、それに相応しいメディア選択をしなければなりません。 佐藤可士和氏などは、そこに気づいて柔軟な発想でメディア選択をする人ですから、今日の状況にマッチしているわけです。 ■東洋経済には、様々な新しい形の広告のあり方が掲載されていました。 雑多な事例なのでまとめるのは難しいのですが、それを承知でまとめてみるとマス広告を脱して、「誰に伝えたいか」「何を伝えたいか」によって「どのように伝えるか」を絞る事例です。 ただしすべてが成功事例ではありません。どちらかというと、こういう方法を試しています、という事例です。 コアなファンや特化した顧客層に伝えたいことなので、雑誌、ブログ、待ちうけ画面、イベント、ウェブなどを縦横無尽に使っているという印象です。 これ、という成功法則がないので、逆にいうとビジネスチャンスがまだまだありそうな分野です。 ■今日は、事例が多かったので、まとめるところまではできませんでした。 事例をネタに話し合ったという勉強会でした。 ■勉強会の後はいつものところで懇親会でした。 Mさんが、昨日、誕生日だったそうです。 おめでとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 14, 2009 10:12:14 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ランチェスター戦略] カテゴリの最新記事
|
|