カテゴリ:ランチェスター戦略
■本日は、ランチェスター戦略勉強会でした。難波です。
■今日のテーマは、サムスンの人事制度について。 日本企業をはるかに凌ぐ収益性を持つサムスンは、どのような人事制度をとっているのか。雑誌の記事をもとに討議しました。 といっても、私は人事制度にあまり詳しくないので、人事の役割って何だろうというところから話し合いました。 ■討議した結果、私なりの結論は、人事の役割は、メンバーを組織目標達成のための戦力とすることです。 採用によって基礎的な資質を持った人間を集める。 教育によって基礎的な能力をつける。 配置によって強みを発揮できるチーム編成を行う。 人事考課によって能力や成果に見合った処遇を行う。 といったところでしょうか。 ■サムスンの場合、基礎的な社員教育をした後、高い目標を設定し、ストレッチをさせるようにしています。 目標達成できれば大きな報酬を払い、達成できない者には辞めさせることもあるようです。 だから社員は、目標達成のためにはむちゃくちゃな労働を強いられます。典型的な飴と鞭の管理ではないですか。 労働組合やコンプライアンスという概念がないのでしょうかね。 ■組織が成立する条件としてバーナートは、 1.組織目標 2.貢献意欲 3.コミュニケーション の3つを挙げています。 ■このうち貢献意欲とは何か。 要するに、自分の目標と会社の目標がリンクしているということです。 日本の場合、昔のように食うために働くということがそれほどリアルではない社会ですので、理念やビジョンの存在が重要となります。 理念やビジョンの共有とコミュニケーションが、チームワークにつながります。 ■日本の会社が従業員にとってワクワクするような楽しい場所になるためにはどうすればいいのか。 1.ビジョンが共有、共感されている。 2.組織目標が共有されている。 3.チームワークがとれている。 4.リーダーがリーダーシップを発揮している。 5.処遇が公平である。 6.金銭以外の報酬が豊富である。 というところでしょうか。 まだまだ考える余地がありそうですが。 ■勉強会の後は、いつものイタリアンへ。 よく飲みましたねーー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 7, 2010 05:50:40 PM
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