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わたしは価値を創る

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July 25, 2011
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■今日は、19時から難波のいつもの会場で戦略勉強会を開催いたしました。

本日のテーマは「電子書籍」です。

技術の進歩により、可能性が広がる世界について話し合いました。

■今日はオーソドックスに「マーケティングの4P」を使いました。

まず製品。そもそも書籍とは何か?書籍の形態はともかく、その本質についてです。

本は、主に、ニュース、実用、教養、エンタメ・文芸に整理できると考えました。

だとすれば、紙であるよりも電子書籍になった方が、できることは多くなります。動画や音、辞書などの様々なリンクを貼ることを考えれば、表現力の可能性は高い。

コンテンツを表現するならば、それが紙である必要はない。キンドルである必要もない。携帯電話に届くメルマガも電子書籍の一種であると考えられます。

だから、広がりが大きい。本もDVDもCDも全てミックスされるのかも知れません。

■価格は、設定が自由となります。何かとのセットやコラボも自由です。無料アップデートを使って後に付加価値を上げることもできますし、書き足すこともできます。だから、価格戦略は自由自在です。

コンテンツを端末に取り込む必要もない。クラウド上での読み込みで十分ですから、ツタヤのようなレンタル業が主流になるかも知れません。

■チャネルはもちろん自由。ネット上に多くの販売所ができるでしょう。今の書籍のように、立ち読みしないと購入できないという人のためには、リアルの書店で閲覧してから購入するという手もあります。だから、書店は積極的に電子書籍を扱うようにならざるをえないでしょう。

■プロモーションは、ネット中心になります。口コミが重要なので、目利きのような人が今よりもさらに多く出てくると思われます。

■そもそも電子書籍単品の作成は固定費が殆どかかりませんから、多くの作者が登場することになります。

表現力があるないに関わらず、何か伝えたいことがある人は、何のリスクもなく、書籍を作成することが可能です。

要するに、世の中には、多くのガラクタのようなコンテンツと、少しの宝石が溢れます。

ということは、それを見分けるためのガイド役が重要になります。

恐らく、細分化されたセグメントごとのガイド役が無数に登場し、そのまとめをするガイドまでが表れるでしょう。作家よりも、そうした評論家の地位が今よりもはるかに向上すると思います。

ジャンルごとにカリスマガイドが登場して、作家よりも権威を持つようになるかも知れません。

■また文字に動画を付加したり、音楽を入れたりなど、複数のコンテンツを扱うプロデューサーが力を持つはずです。

こうなれば書籍というよりも総合メディアです。

現在の出版社は、そうしたプロデューサー業を行うか、特定ジャンルの作家をとりまとめるプロダクションになるか、プロモーションを担うか。いずれにしろ、業態を変えなければならないでしょう。

■書籍そのものは無料、その他で利益を得るというビジネスモデルも多くなることでしょう。

そうなれば作家もただ書けばいいというわけではなく、物販をからめたり、コンサートを開くなどのマルチメディアを操る人が多く出てくるのでしょうね。

私なら、講演やコンサルと組み合わせて、コンテンツを活用するでしょう。

■電子書籍の発達により、廃れるビジネス、新たに興るビジネスなどいろいろありそうです。

ですからビジネスチャンスも多いはずです。

我々なら、来るべき時代に備えて、どのようなビジネス展開を発想するか…

などと話を発展しようと思ったのですが、今回の参加メンバーの反応が鈍く「興味がない」「発想できない」「将来のことなど考えられない」などの意見が出て、なんとも中途半端な雰囲気のまま時間が来てしまいました。

面白いテーマだと思ったんですけどね…

■ある常連メンバーからは「自分だけが悦に入っている」と言われてしまった…

今の参加者と私の感覚がずれてきているとすれば、この勉強会もそろそろ岐路に来ているのかも知れませんね。

いろいろ考えさせられました。





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Last updated  July 27, 2011 06:09:21 PM
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