カテゴリ:ランチェスター戦略
■本日はランチェスター戦略勉強会でした。いつもの難波です。
今日のテーマは「10年後でも食える仕事、食えない仕事」です。週刊東洋経済の特集をネタにしました。 ■日本の労働市場がグローバル化するに従い日本人でなければならない仕事は減少することが予測されます。 まず単純労働系は、外国人労働者が担うことになります。 知識集約型の仕事も、日本人でなければならない仕事でなければ、外国人が活躍するでしょう。 トレーダー、ファンドマネージャー、会計士、経営者などです。 ■日本人でなければならない仕事というのは、日本人の特徴が生かせる高額商品の営業や技術者、職人、ホテルマンなど。 あるいは、医師、弁護士、コンサルタント、マーケターなども日本人を対象にするならば残りそうです。 ■でも、残る仕事であっても、殆どの仕事は報酬が下がるはずです。なぜなら、外国人労働者の増加により、市場全体のパイが少なくなってしまうので、それに合わせて報酬を下げざるを得なくなるためにです。 嫌な言葉ですが、大勢の低所得労働者と、一握りの高額所得者に二極化すると考えるのが自然です。 ■だから、日本人ができる仕事、できない仕事という捉え方に加えて、大きな価値を生む仕事、生まない仕事という軸も勘案すべきです。 大きな価値を生む仕事とは、要するに、市場から大きな代金を得ることができる仕事です。 1.ビジネス・オーナー(ビジネスの仕組みの外側にいる人) 2.ビジネスのキーマン(ビジネスの仕組みの中にいるが、その人の技能がビジネスの存立条件である人。取り換えが利かない人) この2つのいずれかにならないと、二極化の上の部分にはいけないということになります。 ■もちろん低所得といっても物価も下がるので、暮らしていけないというわけではないでしょうから、無理に上を目指す必要もありません。 あくまで、上を目指すならば、ということです。 ■ちなみにコンサルタントは、2に入るのでしょうか。 ただし、通り一遍のことしかできない人は、取換可能な一部品のようなものなので、キーマンとはいえませんね。 私も自分の武器を磨いて、取り換えができない存在を目指します。あと10年で^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 27, 2011 10:18:22 PM
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