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一流選手の共通として、自己満足をしない。妥協、限定、満足は禁句。『俺はこれくらいやれればいい』と思ったら、それで終わり。
ノムさんの人生が示す、「一流」と「二流」の差 ■語りつくされた感もありますが、野村克也氏の人生には学ぶものが多いですね。 コツコツ努力するという日本人の美徳に、「今、持っている武器で戦う」というポジショニングの概念を融合させた生き残りのためのエピソードは、普遍的です。 彼の話は、誰でも応用できます。私でも。 ■ほとんどブルペンキャッチャーとして採用された野村氏は、プロ野球選手として生き残るために、バッティングでアピールすることを目指します。 まずここに学ぶべきものがあります。 1.目標はプロ野球選手として生き残ること。と設定した。 2.バッティングで勝負する。と設定した。 この2点です。 当たり前のように思える話ですが、ここを決めないと能動的になりえません。 多くの選手が、「ハッスルプレーをしていれば、誰かが見てくれる」「コツコツやっていれば、実力もついてくる」と内向き、他人頼みになっているのと、実は180°違うわけです。 ■野村氏は、バッティング上達の手段として、先人のマネをすることにします。 マネをしながら、どの先人が自分に向いているのかを確認し、決めた人を徹底マーク。その際、エアビデオなる工夫をしたそうですが、これは記事を読んでください。 ■マネの効果あって、一人前のプロ選手として生き残ることに成功しますが、それだけでは限界がありました。 高いステージにいくと、さらに高い壁が待ち構えています。それが、相手ピッチャーの難しい攻めでした。 そこで、野村氏が「データを読む」ことに目覚めたのが、その後のID野球につながっていきます。 ■改めて振り替えってみると、自分自身も1の「目標を設定する」という部分で既に甘いことが分かります。 確か落合博満氏も、物事を為そうとするときには、まず目標を明確に設定しているはずです。 あれもしたいこれもしたい、という漠然とした目標などは、無いのと同じ。 成果を上げる唯一の秘訣は、成果とは何かを知ることですから。 これを機に自らを省みたいと思います。 ■それにしても野村氏は、余計な一言(ボヤキ)さえなければ、今頃、不動のWBC監督として活躍していたでしょうに。 短期決戦向きの監督であるだけに残念です。 どうも落合博満氏ほど、目標設定が厳密ではなかったようですな。 こちらも、学ぶところが多くありそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 18, 2013 09:10:46 AM
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