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なぜ小さなコンビニが、セブンより下でローソンより上なのか
■セブンイレブンの強みは、一店舗あたりの売上高が大きいことです。店舗数が多いことよりも、そちらに意味があります。ファミリーマートが店舗数を増やしても、なかなか勝てそうにないのがその部分です。 そのセブンイレブンに次ぐ一店舗あたりの売上高を誇るのが、JR系のコンビニ、ニューデイズです。 なにしろ、客数が多い。駅ナカですから。その部分が有利です。ただし、慌ただしい立地なので、客単価は上がりません。そういう特徴があります。 ■客数が多くて、滞在時間が短い。客単価が低い。 そういう条件で、どのような商売ができるのか。インタビューをみると、品ぞろえは極端に売れ筋に絞ること(キオスクの発展系ですね)および、供給者側が売りたい商品を並べること、とあります。 要するに、メーカーから販促費をもらって、商品を並べてあげるというわけですね。 ■このあたりの事情に詳しくはありませんが、メーカーからの販促費はコンビニの収入源のひとつなんでしょうね。それがどれぐらいのウェイトを占めるのか分かりませんが。 ニューデイズの場合、人通りが多いものですから、店頭のいい位置に並べていると広告効果が抜群にあります。だから、並べるだけでメーカーとしてはオイシイわけですね。商品を売るよりも、宣伝です。それを意図してビジネスにできるというのがニューデイズの強みだということで、感心しました。 なかなか勉強になる記事です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 8, 2015 11:52:38 PM
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