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音楽はタダじゃない配信サービスで見直される音楽の値段
■日経ビジネスオンラインの記事です。コンテンツ作成者と供給者の問題。 アップルが、コンテンツ作成者に楽曲配信を拒否されたことは、以前、ブログに書きました。 アップル側が、販促費用を楽曲提供者に負担させようとしたからです。 これは、氷山の一角で、ネットの供給業者は、無料で集めたものを薄利で売るというビジネスを志向しがちです。 無料だから薄利にできる。その感覚でこられたら、コンテンツ作成者はたまったもんじゃありません。 ■たぶん、大半の供給業者は、儲かりそうだから儲けたれ。という姿勢なんでしょう。自分たちのシェア争いのコストをコンテンツ作成者に負担させるというのは困ったものです。 が、一部、グーグルとかアマゾンみたいに、本気で商品やサービスの無料化を志向しているところもあります。(アップルはわかりません) これは厄介です。 彼らの目指すのは、古代ギリシャのように、人が働かなくても生活できる社会じゃないか。かつては奴隷が労働を担ったのですが、今はネットやロボットによる自動化技術があります。 むしろ労働は権利となり、働きたければお金を払う時代になるかも知れません。 生活するための労働から解放されて、人がもっと創造的な行為に取り組む社会というのが、彼らの目指すところだと私は思っています。 このことはいずれメルマガに書こうと思います。 ■いまは、作曲など創造的な行為は、ネットにはできないことになっていますが、本当にそうでしょうか。作曲や作詞、小説執筆まで自動化できる時代が来るかも知れません。 あるいは集合知を使うという手もあります。アマゾンの「ロングテール」なんて、ある意味、集合知の活用だと考えることもできます。 そういう無料でできることは、とことん無料を追求する。そうすると、我々は、自分でしかできないことに取り組むようになるのでしょうか。 それがどういう社会かをできるだけ予測して、自分がどうすべきかを考えていこうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 2, 2015 09:22:56 AM
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