CTC活動の見直しー4
1995年5月に有限会社を創業し、1996年に経営品質賞に出会いました。国内の組織を活性化し、地域を元気にし、しいてはこの国を活性化するというビジョンに共感して、この活動に参加しました。以来23年になります。この間、仕事や体調不良で何年かは抜けましたが、昨年まで日本経営品質賞の審査、各県の経営品質賞の審査、医療版MB賞の審査を担当してきました。経営品質賞の審査活動は基本的にボランティアです。1つの組織を審査するのには、各審査員には200時間前後の負荷がかかります。審査チームは5~6名ですので、1社の審査に延べで1000時間程はかけることになります。体力、知力、対話力、チーム力が求められますが、社会貢献であるとともに、きわめて優れたベンチマーキングにもなることから実践的な学びの場でもあるのです。もちろん、審査で見聞きした内容は生涯他言しないように守秘義務契約を交わして審査に参加します。独立コンサルとしては自分の持ち時間を提供するわけなので、その分、ビジネスの時間を削ることになり、業績を圧迫しますが、それに勝るエキサイティングな体験ができるのす。とは言え、今年は車椅子生活になりましたので、審査員を辞退しています。体力が回復し、車椅子から離れることができれば、もう少し、審査体験を続けたいと思っていますが、後進に道を譲ることも考えられるので、これは来春まで結論を保留しています。