レポートNO.279「東北に酒あり」
会津2日目の8日は、朝から、友人のお宅を訪問。昨年秋に早期退職され、1年かけて創業準備を進めている方で、11月には会社を立ち上げるとのことでしす。久しぶりにたっぷりとお話を聞けました。その後、二人で会津若松の郊外、磐梯山のふもとに展開している榮川酒造さんを訪問。10月1日に増設なった新工場の見学を兼ねての訪問です。10年ほど前に製造部門をここへ移し、このたび、精米部門と瓶詰部門などを若松市内から移したことで、会社の一体化が実現したのだそうです。「東北に酒あり、榮川』がキャッチコピーの当社は、長年にわたって、本物追及・上質な酒つくりに取り組んでいる優良企業です。もちろん、今夏の事故米事件などは全く関係なく、県内の取引先は微塵も疑問をはさまないほどに信頼を得ているのですが、東京の取引先からは事故米とは無関係であることの証明を求められたそうです。ごく少数の不届きな経営が酒造業界へ与えた損害は甚大ですね。夜は、宿泊先の向瀧で、創業準備が整った友人と宿の社長の3人で会食です。昼に訪問した榮川酒造と向瀧のコラボで作られている向瀧専用の酒「美酒佳肴」の新酒を(私は飲めないので少々)楽しませていただきながら東山の夜は更けていきます。2008年10月8日(木)今日の一言「今年の新酒はもう手に入りましたか」ランキングに参加しています。どうぞよろしく