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テーマ:試写会で観た映画の感想(679)
カテゴリ:邦画(あ行)
監督 : マキノ雅彦 出演 : 西田敏行 、 中村靖日 、 前田愛 、 堀内敬子 、 笹野高史 、 梶原善 、 吹越満 、 萬田久子 、 長門裕之 、 平泉成 、 六平直政 、 塩見三省 、 岸部一徳 、 柄本明 映画公式サイトはこちら。 旭山動物園公式サイトはこちら。 <Story> 1990年代初頭、日本最北の動物園“旭山動物園”は、減少し続ける入園者数のため、廃園の窮地に陥っていた。 滝沢園長(西田敏行)は、財政赤字を抱える旭山動物園を立ち直させるべく、日々奔走していた。 「夢はいつか叶う」と信じる園長に、あきらめかけていた飼育係たちも一丸となって困難に立ち向かう。 ![]() 旭山動物園物語 ~ペンギンが空をとぶ~ - goo 映画 <感想> またシネコン試写に当たってしまいました^^; 忙しい時に限って当たってます(笑 せっかくなのでもったいないですし、天然入試前ですが(笑)、自己当選分は行きます。 明日から来週いっぱい、仕事も「受験休み」を取ったので、 ちょっとだけ気楽。
同僚さんに昨日、「明日試写会なんだ~♪」って言ったら、 「ママがそれじゃあ、天然くんにも勉強しろとは、言えないよね~♪」と、 かる~く、返されてしまいました(爆笑) そーだねえ。その通りでございますわ♪ ・・・ っていうか、今回の受験に関しては、 自分はフツーでいようと決めたんで。 まあ、この時期に当選来るとは計算外でしたがw、 その時は その時よ~。 ・・・ って、そっかあ。 もしかして、あたしが、天然なのか!? 今頃気がつくなって。。。 笑 フジテレビで、2006年から、年に1回のシリーズものとして放映されているこの作品。 ちなみにドラマは未見です。 そして、旭山動物園にも行ったことないです。 2006年版サイトはこちら。 2007年版サイトはこちら。 年に1回の放映ですから、本当にお好きな方でないと見逃してしまいますね。 そんな感じですので、この映画、当選しなかったらスルーしてしまったかも。 ですので、この映画は、旭山動物園に思い入れがある方ほど、楽しめるんじゃないかな・・・? と事前予想はしておりましたが。 監督はマキノ雅彦氏。 これが3作目。 恐らく豊富な人脈を生かしておられるのでしょうか。俳優陣にずらりと有名どころ、ベテランを並べているので、 もちろん、そのお1人お1人の演技は安心して観ていられます。 (これって前作の『次郎長三国志』(→ 未見)に似た感じの俳優の置き方ですね) そのベテランの中に入った若手たち、 中村靖日・前田愛・堀内敬子の3名も、それぞれのポジションで頑張っていたと思います。
俳優1人1人のエピソードが、濃いんですよね。 長門裕之さんも岸部一徳さんも柄本明さんも。 濃すぎるかなあ・・・。 そこに園長の西田さんが主軸で入ってきて。 サブは中村くんなのかな? どうも、全員が濃すぎてしまって、どこがポイントなのかが目立たなくなってしまっているような印象を受けました。 自分は中村くんのエピソードがよかっただけに、 彼の成長をもう少しクローズアップしていってほしかったかな。 原作もドラマも観ていないのでわからないのですが、 飼育係は、あの広さであの人数では無理なのではないかと思います。 そして、登場してくる飼育係に若い人が少なすぎませんかね。 ベテランを置きたい、そうすることで衰退した動物園の感じを出したいのはわかるのですが、 全力でエピソードが展開されてしまうと、若手の成長が見えてきません。 それが残念なところ。 例えて言うならば、温泉旅館のお食事のような。 1つ1つはものすごい手が込んでいて美味しいのですが、 ジャンルが様々な方向の料理で、 しかもどれも美味しいので、お腹いっぱいになってしまいました・・・。 という印象。 ですが、動物に対しての愛情というものは随所に現れており、 最後の「鳴き声」なんかはよく考えたなと思います。 よく見ると音楽、宇崎竜童さんなんですね。 旭山動物園に実際に行って、 冬の動物たち、夜の動物たちに会ってみたいなと思わせるだけの見所はあったように思います。
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