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テーマ:試写会で観た映画の感想(678)
カテゴリ:邦画(あ行)
監督 : 藤森雅也 原作 : 宮西達也 声の出演 : 原田知世 、 加藤清史郎 、 山口勝平 、 別所哲也 試写会場 : 九段会館 公式サイトはこちら。 <Story> 草食恐竜マイアサウラに育てられた肉食恐竜ティラノサウルスのハート。 ある日自分が母親とは違う“肉食い”だということを知り、家出してしまう。 立派な肉食いに成長し、草原を歩いていたハートは、ある日たまごを見つける。 そのたまごから生まれて来たアンキロサウルスの赤ちゃんに「おまえうまそうだな」と声をかけると、赤ちゃんは自分がハートの子どもで、“ウマソウ”という名前なのだと思い込み、ハートになついてくる…。 [ 2010年10月16日公開 ] おまえうまそうだな - goo 映画 <感想> アニメはほとんど詳しくないのですけど、絵本が原作ということで何か光るものがありそうな気もして行って来ました。 入口には、着ぐるみのハートがいて、お子さんたちが写真撮ってました。 最近、劇場公開アニメと言えばほとんど3Dですので、 昔ながらのタッチで展開されていく本作は、どちらかと言いますと TVの感じに近いんですよね。 なので、3Dを見慣れている方にとっては 少々物足りなく感じるかもしれません。 草食恐竜が肉食恐竜を育てる、あるいなその逆パターンは、 まずあり得ません。 成立しない。 ですが敢えて成立しない組み合わせでストーリーは進みます。 というのも、この映画の本筋はそこじゃない。 あくまでも主軸は「親と子」の 関係ですよね。 最後のハートと、原田知世さんのセリフが全てと言ってもいいでしょう。 そこに集約させてしまうというのもわかりすぎるような気もしなくもないのですが。。。 大人というよりは明らかにターゲットはお子さま層で、彼らをうなずかせるには いい教材だと思います。 素材、テーマとしては『ヒックとドラゴン』に近いのですが、 やはりそれを超えるというのは難しいかなあ・・・。 作り方のカテゴリーが違うと思いますので、これを一緒に考えることがそもそも間違っているのかもしれませんけどね。 ともあれ、お子さまとご一緒に鑑賞するにはふさわしい作品と言えます。 加藤清史郎くんの声は特徴がありますよね。 ちょっとハスキーな感じです。 その声がなかなかいい効果を生んでました。 原田さんもやさしいお母さんという感じかな。 *********************************** 今日の評価 : ★★★ 3/5点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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