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テーマ:化学(316)
カテゴリ:授業
凝固点降下の実験を毎年行っています。
今年は残念ながら、実験できません。そこで、 凝固点降下のデータ処理・グラフ…実験できないので→2020/8/20ブログ データを与えてグラフを書くレポートを出しました。 提出されたレポートから典型的なものを紹介します。 ①使ったデータ ![]() ②生徒のグラフ(典型的なもの) ![]() 凝固点降下のデータ処理・グラフ…実験できないので→2020/8/20ブログで指示した書き方をよく守ってくれて書いてくれいるんだけど ナフタレン―シクロヘキサン溶液の外挿線のと書き方が惜しかった。 大体190秒以降は温度一定で、ここは「共晶」領域※1になると考えられる。 (上の図で楕円の部分) 「共晶」については、授業で説明したが、実際のデータにあたってみないと 認識するのは難しいのだと思う。 したがって、外挿を引くときにこのデータを入れてはならない。 ※1「共晶」 溶液部分の濃度が高まり、飽和溶液になるので、シクロヘキサンとナフタレンが共に結晶化する。 このため、濃度は一定。したがって、温度は一定となる。 ③グラフを書かせて、期待すること (1)縦軸―横軸の単位をしっかり意識してグラフを見ることができるようになること (2)グラフの変化と実際の現象を関連させることができるようになること 以上のことを特に期待して、返却・指導していきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.09.12 14:39:21
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