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チョコと一緒に歩こう〜愛犬の腎不全闘病日誌〜

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2022.10.13
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カテゴリ:犬の腎不全
前回の入院をさせた時の数値で、かなり覚悟していました。
入院をさせた時はまだ腎不全に陥ってはいない様子でした。
色々とあったので、少しでも多くの方に腎臓病や腎不全、そしてターミナルケアや緩和ケアについて知っていただければと思います。

こまごまと色々あったので、インスタの方には詳しくは書いていませんが、経緯がわかるくらいにはアップしております。

同時進行したかったのですが時間が足らず、少しでも書き残していければと思います。

前回投稿時9月27日入院
入院の際、とにかく数値を下げてから考えるという方向で考えていました。
治療すれば延命になるかもしれない、数値がうまく下がってくれれば腎臓はある程度機能してくれるかもしれない、そんな期待をしてしまいました。


9月29日退院
数値は下がらず、リパーゼが上がり、CRPも上がっていました。
細胞内脱水を起こしていると思っていたのですが、脱水は起きておらず、細胞外へ輸液を流して様子を見ることになり、また、ハンプという腎臓の周りの血管を拡張させる薬(6月入院の際に使用した所、数値が安定した薬)を入院1日目から開始したようですが、2日目になっても腎臓の数値が下がる様子はなく、リパーゼが上がり、病院で食事を取ることもしない様でした。
明らかに5月とは様子が違いました。

主人のお見舞い
主人が休みだったので主人とお見舞いに行った所、それまで食事を口にしなかったと言われていたのが主人が器を持ったら凄い勢いで食べ始めました。

そんな姿を見たら、連れて帰って例え寿命が短いとしても一緒に精一杯過ごしたいと強く感じました。
主治医はチョコの食べる姿を見て、「まだ腎不全に陥って無いですね、数値は高くなりましたが、どうしますか?」と言いました。
正直チョコの主治医は包み隠さず何でもいう先生なので、退院させない方がいいなら退院させないべきとハッキリ言う先生です。
それが、「どうしますか?」と問いかけてくれたのはチョコが自分の意思を見せるかの様に食べる姿を見せたからなのかもしれないと感じました。
もちろん、それだけではなく、入院を続けることでリスクが高まる可能性や、数値に変化が無い事から輸液を流しても下がる保証はないという話の上で、「どうするか」と言われたのは分かっています。

方向性をはっきり示して欲しいと言われてきました。
治療をすればどこかが悪くなるリスクが高まり、辛い思いをさせる可能性がある事、治療しなければ寿命は短くなるけれどその分の時間を大切にできるという事を家族でしっかり話して方向性を決める様にと言われていました。

どちらにせよ数値が安定すれば、可能性は見えて来ると思い先生に預けました。

結果的にリパーゼが上がり炎症数値も上がり、腎臓の数値も下がりませんでした。
リパーゼは100台まで下がっていましたが2000を超えました。
これに関して自分が預けたからだろうかとしばらく自問自答していましたが、慢性膵炎はいた数値が上がってもおかしく無く、エコーで見る限り膵臓の腫れは大きくなっていたので、入院がどうのこうのという以前に、膵臓にかなりの負担がかかっていたのが表に出てきたという感じだったのだと受け止めています。

退院後
すぐ食欲が出てくれて、帰宅したら完食しました。
食べ終えた後、疲れや胃炎などがあったので数時間後に嘔吐しましたが、食欲はありました。
その後も食欲はあり、落ち着いている様に見えました。

車椅子発注
元気な様子が見られた為、車椅子をすぐにオーダーした所、かなり喜んだので外用の物も注文いたしました。
正直外用に関しては1回か2回ほど外で遊ぶ事が出来ればと覚悟はしていました。
可能であれば、秋に公園に行く為に外用の車椅子で思い出が作れればと思い、オーダーする際に事細かく説明させていただき作ってもらいました。
メルカリなどで販売しているそうですが、メルカリではなく、直接のやり取りで購入させて戴きました。

興味がある方は恐れ入りますがインスタの方に動画と共にあげているので、そこからメッセージを送り、問い合わせする方が早いかもしれません。
お値段は1ヶ月レンタルより安く、楽天で販売されている物より安定性がある様に見えて、お値段もさほど変わりは無かったので、オーダーメイドで作って戴きました。

<10月8日>散歩の後の数時間後に急変
天候が落ち着かず、やっと雨の日の合間を見つけて車椅子で外に出かけました。
最初はならなかった様ですが、主人の後ろを一生懸命ついて行こうとしているうちに乗りこなしていました。
無理はさせられないというのもあり、時間で言えば15分位、歩けた距離で言えば20メートル程でした。


家に帰宅したらまだまだ歩けると言わんばかりに主人の周りをグルグルと周り、止めても止めても、ぐるぐる楽しそうに回っていました。


数時間、急変しました
運動させすぎたのかもしれない等考えてしまいましたが、そういうことではなく、限界だったのに、主人に元気な姿を見せたかったのだと思います。

後日の診察の際にどうしてこんな突然に?と医師に確認しました。
答えは「入院する前から、いつこうなってもおかしく無い状況で、退院した後、正直ここまで頑張れると思わなかった位」と伝えられました。

急変まであっという間でした。
主人の周りを歩いていた3時間ほど後のことでした。
21時35分ごろ痙攣が始まり、ダイアップという痙攣発作を止める座薬を投与しましたが、排便により押し出されてしまいました。
その為ダイアップを入れるのにかなり時間を要してしまいました。
2度目も排便で出てしまいましたが、少しは吸収されていると思い15分ほど様子を見ましたが硬直が見られた為、23時に3度目のダイアップを使用しました。
3度目でやっと投薬がしっかり出来、30〜1時間ほどで効果が見られると救急で教えられたので様子を見ていました。
23時ごろ硬直や痙攣は治りましたが、顔は上を向き、前庭疾患の様な様子だったので、もしかしたらこのまま戻ってこらないかもしれないと思い家族みんなで感謝の気持ちをを伝えました。
その後、眠れない様子だったので、木曜日に病院から処方されていた睡眠導入剤を使用しました。
何とか眠ってくれましたが、明け方に痛い様子が見られた為、レペタンを使用して寝かせました。

神経症状
台風が近づいていた9月23日に前足と後ろ足をばたつかせる遊泳運動が見られて、休日だったので他院にてダイアップを処方されていましたが、あまり効果はありませんでした。
オンライン診療なども受けた所、脳が興奮しているから落ち着かずに動いて眠れていないと言われました。

この後、大学病院の方へ行った所、認知症によってうまく動かない所へ、ヘルニアなどの基礎疾患の痛みが起きた為に身動きが取れず、遊泳運動の様な仕草をしているという話はありました。
この時点で腎不全による神経症状では無いかと不安だったのですが、今でははっきりわかります。
腎不全による神経症状はてんかんの様な強張りや痙攣、そして焦点が合わず、口から泡を出します。
その為、やはりこの遊泳運動はトイレに行きたい等の意思があるにもかかわらず、ヘルニアなどの痛みで身動きが取れない為にでた症状と言われた意味がわかりました。
その為9月23日の段階では認知とヘルニアからくる物だから睡眠導入剤で対応しようと言われました。
理由はダイアップ等の痙攣発作の薬を早くから使ってしまうと、いざという時に効かなくなってしまう可能性があるという事でした。
また睡眠導入剤の種類も、いざという時に眠らせてあげられないと辛い思いをさせてしまう可能性があるということから、ジアゼパムのような精神安定剤の様な物ではなく、麻酔などの役目としても使われるオピオイドのブトルファールという薬が処方されました。
通常の半分量の半分、つまり4分の1量を一回分として使用しました。
現在は発作時にベンゾジアゼピン系の点鼻薬で痙攣発作が起きた時に使用する様になっているので、やはりダイアップや精神安定剤系の睡眠薬ではなく、麻酔系のオピオイドを使っておいてよかったと思います。

腎不全による神経発作
突然急変した際の動画もインスタの方に載せておりますが、ある程度痙攣は治まっている物です。
医師に状況確認の為に見せる為に動画を撮っておきました。
泡を吹き、痙攣して、前足を固定してないと動けないのに暴れてしまい、目の焦点は合わずにいました。
てんかんの場合は1〜2分程度で落ち着いた後、普通に行動するそうなので、スマホのストップウォッチ機能を使いました。
5分経っても落ち着かなかったので、痙攣発作にはダイアップはとても効くのでダイアップを使用しましたが、排便に押し戻されるのは予想外でした…

この動画を連休明けの病院で受診の際にみせました。
天候の悪い三連休の10月8日に倒れたので10月11日に検査した所、かなり数値も悪く、神経症状が出たことからも尿毒症を引き起こしている、すなわち腎不全に陥ったという事でした。
腎不全は電解質のバランスを崩すので神経発作がでます。


チョコは発作の時に15分以上経ってはいましたが、薬を使ったことによって何とか痙攣を抑える事ができましたが、脳へのダメージは大きかった様で、立てないなどの後遺症の様な物も見られます。

腎臓病と腎不全の違い
これは本当に違うと今ならわかります。
違うというのは3月に専門外来に通って教えられたのでわかっていたのですが、「腎不全にならない為に治療していく」という事の意味の大きさを痛感しています。
脱水は酷くなっていきます。
食欲は全くなくなり、水分さえ拒みます。
その為、水分補給も強制給水という形で少しづつあげないと嘔吐につながる為、さらなる脱水を起こしてしまう可能性があり、経口水分には慎重になっていきます。
経口水分は細胞の脱水を防ぐので、皮下注射による水分とはまた少し違いが出てきます。
皮下注射による水分補給は細胞外液の脱水を防ぐ事ができます。
経口水分はうまく吸収されれば、細胞内脱水を防ぐ事ができます。
静脈点滴の場合、この細胞内の脱水を防ぐ物と細胞外の脱水を防ぐ2つのパターンがあるようです。
チョコの場合は静脈点滴でなんとかなるレベルではなくなった為、それも前回の退院の理由の一つとなりました。

10月14日、下血、いわゆる便に血が混じり始めました。
その他にも神経症状や胃炎、腸炎が酷くなります。
痛みで今朝は何度か辛そうな声を出しました。
その他にも大きく変わった点はありますが、腎臓病と腎不全は機能しない=尿毒症になるという事で、BUNが高いから尿毒症なのではなく、尿毒素が体内から排出できない状態に陥る事が尿毒症、すなわち腎不全なのだと今は痛感しています。
尿毒症に陥るとほとんどの薬も効かなくなってくる様です。
現在は吐き気止めと胃薬、膵炎や腸炎の痛み止めの注射以外は薬は使用しておりません。
薬には細心の注意が必要となってきており、一つ間違えるとかなり危険な状況に陥る可能性がある為、慎重に慎重を重ねております。

意識レベルなどに注意しながら処置していかなければならず、オピオイドを使って何とか痛みをとってあげたくても低血圧を起こしたり、体温低下等を引き起こしたり、朦朧とする時間というか意識混濁になりあるので気をつけたいと思います。

完走出来るよう全力でサポート
腎不全になったと聞いた時は、まだチョコと一緒に居たい、沢山色んな事をしたいと悔しくてたまりませんでした。
心の整理がついておりませんが、出来るだけ緩和をしてあげて、痛み等を和らげてあげたいと思います。

チョコは頑張りすぎちゃうほどの頑張り屋さんです。
頑張り屋のチョコにいつも励まされてきました。
タイトルに「チョコと一緒に歩こう」とつけました。
タイトルにつけた通り、チョコと一緒に歩み、完走させてあげたいと思います。


コンパクトな4輪も乗りこなしていました。

例えカートだとしても、一緒に歩んでいます。

チョコは今日も闘っています。
闘うチョコに寄り添いたいと思います。

誤字、脱字、乱文、駄文等、お許し下さい。

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最終更新日  2022.10.14 17:39:11
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