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チョコと一緒に歩こう〜愛犬の腎不全闘病日誌〜

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2022.10.16
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カテゴリ:犬の腎不全
夜は発作や痛みが出やすいのか、認知によって昼夜逆転しているのか、判断が難しいのですが、ここ最近は結構頻繁に痛みやトイレなどを訴える為、介護する側も睡眠不足になりがちです。
その為前の記事を読んでも、かなり文章グダグダですみません。

10月18日の時点の診察
1週間という短いスパンで診察となりました。
診察にはチョコを連れて来ても連れて来なくてもいいという話でした。
理由は簡潔にいうと、「意識がないだろう」と思われていた様です。
その為、今後のターミナルケアにおいて、痛みとどう向き合うかという事の話し合いである事は想定していました。
意識もなく痛みのみで息をしているのであれば、痛みからの解放も一つの選択肢として話はありました。
家族とよく話し合ってどこまで行くかを決めないと家族みんなが共倒れする可能性もあったのを考えての事でした。
かなり前から覚悟は決まっていたので
痛みの緩和をしながら、サポートして完走させたい
という気持ちに揺らぎはなく、家族にもう一度確認をしました。

緩和ケアをするにあたって、1人では難しい部分が増えていました。
例えば
トイレの補助
給餌
給水
歩行補助
発作時の対応
などです。

トイレの補助
末期の腎不全になるとトイレの補助が不可欠になって来ます。
オムツをしてそのままと言うわけにはいきません。
何故なら
腎不全になると胃腸が弱くなります
その為、痙攣発作後に見られたのは、
嘔吐、下痢、下血、吐血、腹痛
腸炎や膵炎を持病で持っていた為、痛みがかなり強く出ました

嘔吐、下痢は腸炎や膵炎でも見られたのですが、そこに血が混じるのは初めてで、腎不全に陥ると見られる症状の一つという話を担当医から説明をうけました。
下血に関してはかなりの量をすることがあるそうです。その場合は数時間しか持たないらしいです。
うちの子の場合は、少量を数回という感じで、腎不全で見られる症状の一つの腸炎により下血をしたということでした。

下血の対処
突然下痢便と共に鮮血が出ました。
食事を取らせると大量の下血をしてしまう可能性があります。
その為、整腸剤と消化酵素を混ぜた物を処方してもらっているので消化酵素入り整腸剤+砂糖で作ったシロップを混ぜた物を作りエネルギーを糖代謝にして飲ませていました。

いつもお世話になっているDC one dishの岩切先生にも意見を伺い、DC one dishが販売しているサプリのワンディッシュが黒糖で出来ているという事から糖+ビタミン+亜鉛など犬にとって必要な栄養素で構成されているという事でチョコの体重に合わせて一日量を計算してもらい消化酵素入り整腸剤と一緒に水に溶かしてあげることにしました。
※食に関する指導はDC one dishさんに任せているのでDCの岩切先生の指導の元で行っております。この件に関しては大学病院の方にも伝えており、許可を得ています。

下血の対応はとにかく糖代謝にして、腸炎が落ち着くのを待つという事でした。
5日たっても落ち着く様子はなく、現在も下血は続いておりますが、好きな物を自ら食べる様であればそれを優先する、つまりチョコの意思を優先するという方針は腎不全に入った段階で言われています。
しかし腎不全に陥ると全くと言っていいほど食欲がありません。
自ら食べるというのが驚くほどピタリと止まったのです。
逆を返せば好きな物なら勢いよく食べる様であれば腎不全で食べないのではなく、他の要因によって食べない可能性がある為、他の要因を徹底して調べて損は無いと思います。※膵炎や腸炎
それくらい腎不全に陥ると食べないです。
チョコの数値を前回出しましたが、今年の2022年6月の入院した際の数値とあまり変わらないのです。
6月の段階では腎不全に陥っていないという判断から腎臓内部の圧を下げて、残っている腎臓の機能によって数値の大幅な改善が見られ、退院後は驚くほどの食欲を見せてくれました。

これだけはハッキリしたと思ったのがBUNによって食欲が落ちるわけでは無いという事です。
チョコの場合は極端すぎるくらいで、BUNが20台でも食欲は落ちました。どの医者も首を傾げましたが、今の担当医はずっとBUNが腎臓を悪くするわけでもなく、BUNが高いから食欲が下がるわけでもないと何度も説明を受けた理由がわかります。
BUNが20台の時の食欲より、BUNが120台の時の食欲の方があったんです。
そして、食べてちゃんと排便出来れば尿毒素も一緒に排出出来るので、BUN120台の食事内容を継続してても一か月後の検診ではBUNは70台まで落ちました。
簡単に言えば
腸内環境が重要で食欲の有無は腸によって変わる
と担当医から言われた通りでした。
ずっと言われ続けましたが、いきなりタンパク質を倍量にしましょうと言われても怖かったので、その辺りのタンパク質量は栄養士で医師の岩切先生に任せました。
※担当医の言う事は間違ってないと今でも思いますし、あくまでも個人的にいきなりタンパク質量を上げるのが怖かったので、栄養学的方面から依頼した次第です。
また、担当医から出ている消化酵素はリパーゼと同じ役割をする物や消化を促す物、整腸剤が入っており、その整腸剤を飲まさないとお腹を壊していました。
薬の内容成分を聞きましたが、素人判断で与えるには一歩間違えれば危険な為、控えたいと思います。

腹痛
腹痛が強く出ています。
お腹が痛い時には悲鳴の様な声を出します。
腸炎による腹痛と尿意による腹痛が起きている様で、夜は1〜2時間おき位で叫び声の様な悲鳴の様な、なんとも言えない胸が張り裂けそうな声を出します。
痛みで暴れたり眠れなかったりする為、睡眠導入剤を使用しています。
あらかじめ痛み止めが効かなくなる可能性を考え、ダイアップなどジアゼパム系(精神安定剤)の座薬を使用しないと言う話になりました。
その他、薬が効かなくなる可能性がある薬は中断となりました。

睡眠導入剤
睡眠導入剤がないと現状を保てないと思います。
夜中に痛みが起きる頻度が多くなり、遊泳運動や痛みによる鳴き声で目が覚めます。
その為、私たちも睡眠不足に陥りましたが、それよりもチョコの睡眠不足の方が深刻で、寝なければ体力もかなり消耗してしまう為、麻酔系オピオイドのブトルファノールという薬を通常の4分の1量を使用することになりました。
痛みが起きた時にも食いしばる様子などが見られる為ブトルファノールを使用しています。
夜の睡眠時にブトルファノールだけでは2〜3時間くらいは保てるのですが睡眠としてはそれだけでは足りない為、薬が切れた時に鳴いて起きます。
その為、どうしても眠れない様子が見られれば膵炎からから痛みも考えられる為、レペタン座薬と併用して寝かせる方法を取っています。
基本ブトルファールで寝かせて、そのまま朝まで寝てくれる時もあるので、ブトルファノールだけで寝てくれるとホッとします。

発作が起きた場合
尿毒症による痙攣発作は、てんかんに似ていますが、てんかんの様に発作が早く止まるわけではなく、持続的に長く起きます。
その為、迅速な対応が必要となります。
これは母にも主人にも反応できない為、私1人で判断しなければならず、眼振や痛みなどでのけぞり、足踏みなどをする時はかなり緊張します。
スマホのストップウォッチを使用し、
痙攣の有無
意識状態の有無
強張りの状態の有無
などを見ています。
自分的には意識の確認を最優先とし、意識があって痙攣なのか、強張って痙攣なのか、震えなのかを判断しています。
前回の痙攣では遠く一点を見つめ、痙攣し、泡を吹き、呼びかけに反応せず、手足は痙攣の後に激しいバタつきと強張りを見せました。
インスタに載せてあるのは痙攣と強張りが落ち着き始めた時のものを載せており、本格的な発作が起きてる最中は抑えるのに必死で撮影する事はできません。
撮影している場合かと思われるかもしれませんが、医師に診断してもらうには動画が無いと判断が難しいものが多い為、医師に必ず動画を渡しています。
その上で、神経科、整形外科、脳外科、内科で判断してもらっています。

遊泳運動
台風の〜と言う記事の時に触れた遊泳運動の時は
頭を突き上げる動作
立ち上がれない様子
意識レベル
硬直
痙攣
などの有無を動画にて見てもらった結果
脳というより、認知症により頭を突き上げる動作をしている事が考えられ、認知症で体が思うように動かない、ヘルニアなどで痛い、というような事が重なって、遊泳運動を起こし発作のように見えたと言う診断でした。

現在起きている遊泳運動は、尿意や便意があっても体が思うように動かない、そして、尚且つ痛みがある事から、遊泳運動が見られる時には痛みで鳴き声や震えがあります。
遊泳と痛みが同時に起きている時はトイレに行かせると落ち着いてくれます。

吐血の対処
これはもう薬に頼るしかなく、吐き気止めを使用しています。
吐血かと思っていた物ですが、医師に画像を見せたところ胆汁と言う事でした。
もし今後吐血の様子が見られたとしても対応として吐き気止めを使うしかない様です。
胃腸の悪化はすぐに出て、ここまで腎臓病の段階と違うのかというのが正直な感想です。

膀胱の硬直
膀胱炎があり、それを治すために抗生剤を飲ませましたが、抗生剤を飲んでも繰り返してしまう為、抗生剤は中断していました。
抗生剤を飲ませれば胃が悪くなるのは避けられず、もしあのまま飲ませていたら今頃吐血していたかもしれません。
膀胱炎により、膀胱の筋肉が硬くなってしまい、現在は圧迫排尿までまだしていませんが、立てないので支えながら排尿させています。
車椅子を逆にして上半身を支えるようにしたら排尿も上手くいきますが、排尿痛があるようで、尿を出し切るまで痛がる様子があります。
圧迫排尿は腎盂炎を引き起こしかねないので慎重になっていましたが、現在は腎盂炎になっていたとしても痛みはあらゆる所から起きており、腎盂炎に的を絞っても状況的に変わらないという状況です。

腎不全におちいってから起きた腹痛の原因

  • 胃炎
  • 腸炎
  • 排尿痛
  • 下血
  • 膵炎

これらが起きていると思います。
そして、これらの痛みに過敏になっていることから、何処が痛いと言うレベルではなく、痛みが起きたらあらゆる所が痛み出す。
という状況です。

現在最優先すべき事
痛みの緩和です。
痛みにより眠れず、体力も消耗し、苦しい様子です。
その為、痛みのコントロールをしてあげる事で今現在も意識を保てており、1日の大半は寝ていますが、数時間でも穏やかな時間を確保することが出来ています。
痛みの度合い、頻度、タイミング、その他色々と見てなければならず、油断はできません。
でも、甘えん坊のチョコらしく、思いっきり甘えてくれる時間があり、その時間がとても大切で幸せに感じます。

現在、中断または使用禁止の薬一覧
  • プリンペラン 胃腸炎でよく使われる、痛みが増す可能性あり、
  • ダイアップ  慣れてしまうと効き目が薄くなる
  • ディアバスター 効果が見られない時に使っても無意味
  • ファモチジン  h2ブロッカー、ガスター10と同じ内容、腎不全に陥った場合には効果が薄い
  • オンシオール  胃炎を起こす
  • アムロジピン  腎不全に入った段階で極力薬を減らす為中断
  • プレガバリン(リリカ)  神経系の薬、腎不全では抑えきれない
  • クレメジン  石油由来の活性炭・吸着剤・腎不全に陥った為、中断
  • 炭酸ランタン  腎不全に陥った事、リンの血中濃度が高い事、食事を取れていない事から中断
  • ガバペンチン てんかん薬、効くかどうかわからない
  • ガスモチン  胃が痛い時に飲ませるとより痛くなる可能性がある
  • プレドニン  胃炎の為、飲ませられない
  • ソルアセト(酢酸リンゲル)  酢酸で染みる為ソルラクトを使用
  • ネフガード 植物由来の活性炭。吸着力が強く消化酵素なども吸着
  • ラプロス  効果不透明
  • テルミサルタン  タンパク尿が出たり高血圧で処方されることがあるが、長期使用するとカリウム値が上がる
  • アゾディル  プロバイオティクスの面から見たら腸にアプローチできるかもしれないけれどBUNを餌にする乳酸菌という意味では信憑性が不透明な部分もある
  • レンジアレン  リン吸着剤 下痢を起こしている場合は下痢を悪化麻せる可能性がある

覚えている範囲で書いたので、書き足すこともあるかもしれません。また、私自身が使ってみて良かったと思ったこともある薬剤もあるので一概に否定するわけではありません。個人の感想と捉えていただければと思います。

今現在使用または頓服薬
  • ブトルファール 麻酔オピオイド
  • レペタン(頓服)  痛み止めオピオイド
  • ミダゾラム(頓服) 痙攣発作止め※痙攣発作で脳が確実にかなりの興奮状態の時に使わないと危険、タイミングを間違えると最悪のケースも考えなければいけないくらい強い痙攣発作止め (ベンゾ系)
  • セレニア 吐き気止め
  • ソルラクト 乳酸リンゲル液 細胞外液の脱水防止
  • 酵素整腸剤 リパーゼの役割をする物など7種配合(担当医作成の為、非売)
現在はかなり薬を減らし、胃腸への負荷やストレスなどを極力減らすようにしています。

腎不全になると肌も敏感になる
臓器だけではなく、肌なども敏感になる為、皮下注射なども以前より痛がる時があります。
そういった場合は打つのを辞めます。
時間をおいて落ち着いている時に打てるようにはしています。

皮下点滴・静脈点滴
脱水に気をつけてと必ず腎臓を悪くするといわれると思います。
静脈点滴と皮下保液の大きな違いは、細胞内が脱水した場合は細胞内に水分を浸透させるために静脈点滴をします。
皮下点滴は細胞内の脱水を防げるわけではなく、細胞外液の脱水を防ぎます。
その為、皮下点滴では細胞内まで水分が浸潤出来ない、もしくはある程度は細胞外液の脱水を防ぐ事により細胞内の脱水を防ぐという事により体の脱水を防ぐ事に繋がるようです。
細胞内脱水を防ぐには静脈点滴か経口水分となります。

腎不全に陥ってから水分補給さえも拒む為、経口水分をサポートしています。

調べて損はない用語
  • アンジオテンシンII  血圧に関係するホルモン
  • パラソルモン  リンやカルシウムの均衡を保つホルモン
  • 二次性腎性上皮小体亢進症 パラソルモンの異常によって起きるリンやカルシウムの二次性障害
  • Spec_cPL(犬膵特異的リパーゼ)   膵臓からでるリパーゼ 腎臓病の食事は高脂質であるため、腸炎などを患ったことがあったり、腎臓療法食を食べて下痢や嘔吐を繰り返すようであれば、膵臓を調べておいた方が安心
  • 炎症性サイトカイン 炎症により増えると、色んな所が炎症を起こします。膵炎で発生した炎症性サイトカインが腎機能低下に繋がる事もあります。
  • エリスロポエチン 腎臓から出る赤血球を作る上で必要なホルモン 腎性貧血が起きて貧血の注射をする場合はエリスロポエチン
  • 糸球体 老廃物を濾過する大事な部分
  • 尿細管 分子レベルで分類できないゴミを、分泌したり、再び吸収する
  • UPC   糸球体クレアチニン比
  • UAC   尿細管アルブミン値
尿検査(UPC)でタンパク尿がでたとしても尿細管に溜まってしまったゴミを検出してしまうことがある。

個人的に調べて勉強し、かじってる程度ですが、ざっくりこんな感じとイメージしてもらえたらと思い書いてみました。
わからない用語を調べると色々わかることもあると思うので、これなんだろうと思ったら調べてみると色んなことがわかり、尿やミネラルの重要性に気付かされたりします。

チョコの容態
2022年10月18日の診察の時、先生たちに驚かれました。
今日はぐったりして意識も混濁していると思われていたようです。
母がよく、このまま良くなるかもと口に出すのですが、それはないとはっきりいっているのに理解したくないらしく、受け入れてくれません。
そのことを話したら、「その気持ちもわかる、チョコちゃん腎不全じゃ無かったの?と錯覚する」とさえ言ってくれました。
現実はシビアですが、今現在、顔を上げて周りをキョロキョロと見渡せる事自体が「奇跡」とまで表現してくれました。

チョコの頑張りに応えたく、サポートしていきたいと思います。
今現在、色んな方とお話ししたいのですが、チョコを第一に考えたいと思い、今回は書き記しました。
チョコが頑張って生きて、教えてくれた事、繋いで行けることがあればと思います。

今現在も私たちに温もりを与えてくれるチョコに感謝をし、1日1日を大切に過ごしたいと思います。

誤字脱字、乱文駄文で本当に申し訳ありませんが、ご理解頂ければと思います。

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最終更新日  2022.10.26 04:00:04
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