冬の蔵王へ(3)
蔵王山は連峰を総称していう場合も、火山を指す場合も、最高峰の熊野岳(1,841m)を指す場合もあります。修験道の本尊・大和の国吉野の蔵王権現(奈良県吉野町の金峯山寺)を勧請したことから蔵王と呼ばれるようになりました。(同じように蔵王権現に因んだ山名には他に金峰山、御嶽山などがあります)刈田岳(かっただけ)山頂(1,758m)「メルヘンのこびと出さうな樹氷林」 児島倫子杉ヶ峰(1,745m)「まさをなる空へ空へと樹氷林」 水野雅子「人といふ この小さきもの 樹氷原」 森田桃村蔵王山(熊野岳)熊野神社蔵王山(熊野岳)山頂(1,841m)エビの尻尾:同じ方向から風に飛ばされた雪や水滴が木や岩などに付着し成長した霧氷の一種です。