50回目のファースト・キス
最近見た中では結構掘り出し物でした。アダム・サンドラー、ドリュー・バリモア主演のロマンティック・コメディです。まずアイデアが良いですね、映画中にヒロインよりも重い症状の人達が出てきて判るように、コメディで味付けしないとかなりシリアスな物語になってしまいそうなストーリーですが、うまくバランスが取れているなと感じました。最初はコメディ描写がベタ過ぎて何だかなと思うほどですが、そうでもないと結構悲劇的な感じに傾いてしまいそうなんですよね。 似たような感じの映画に『恋はデジャ・ブ』という傑作がありましたが、あの映画のヒロインの難攻不落さと比べると、こちらの主人公は割と良い思いをしている気もします。<ネタバレ?>クライマックスでのヒロインのアトリエで主人公が見たものですが…、あれはやはり希望を持っても良いと言うことなんでしょうか?そうでもないと説明がつかないはずですが。まあラストシーンを見る限りはそう考えてもよさそうです。