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2008年07月03日
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カテゴリ:大川 充夫
ミツオーです。おしゃべりするお父さんのストラップがほしい。…ドコモユーザだけど。

さて、この楽器↓、ご存じですか?
アイーダホーン
これは、アイーダホーンというモノです。
TCK(大井競馬場)のナマファンファーレ演奏に使われています。

TCKでは、トゥインクル開催期間中は毎日、後半3つのレースで発走合図のファンファーレをナマ演奏しています。ゴール前にある表彰台で演奏するのですが、雨が降っても、それもかなりの大雨であってもナマ演奏はおこなわれます。
写真↓は大雨の日のファンファーレ演奏前。
雨の日のファンファーレ隊
通常、ファンファーレ演奏は5名でおこなわれます。両端の2人がもっているのはトロンボーンで、中の3人がもっているのがアイーダホーンです。

まっすぐにのびた形状のこの楽器、「アイーダ」を演奏するためだけにつくられたモノなのだそうですが、構造そのものはトランペットと同じで、この管をクルクル巻けば普通のトランペットになると考えてよいそうです。

違いは、クルンと巻いたトランペットは音がまろやかで、まっすぐ伸びたアイーダホーンは音がストレートなんだとか。それから、アイーダホーンは音の出る位置が演奏者から遠く離れているぶん、演奏者自身にトランペットより音が聞こえにくいという難点があるそうです。

それに、この形状はかなり持ちにくい。
持たせてもらいました↓。
アイーダホーンをもつミツオー
無駄に背の高いわたくしとの比較でも、この楽器が長いということがよくわかると思います。公称126センチ。
楽器そのものの重さはたいしたことありません。決して重たいものではありませんが、バランスが問題で。細長いモノの端をもってそれを水平にたもつのはタダでさえ難しいのに、この楽器、重心が多少先のほうにあります。程度の差はありますが、野球のバットを水平にもつことを想像すると、その難しさがわかってもらえると思います。どんどん先が下がってくる。

演奏本番では、飾りの旗のようなものが先のほうにぶら下がっていますから、余計に姿勢をたもつのが難しい。風でも吹こうものならたいへんです。金管楽器ですから、口と楽器が離れてしまってはダメなわけで、この楽器においては姿勢をたもつことがいちばん肝心だったりするのです。大敵は風。だから大雨の中でも演奏そのものは問題なくできるんだ、と演奏者の方はおっしゃってました。でもまあ、雨降りだと見ていて気の毒にはなりますわな。

TCKホームページ内のTCK.tvで、このナマファンファーレ隊が取り上げられているそうです(「そうです」というのは、じつはウチのパソコン環境ではTCK.tv、見られないからなんですが)。そちらでは「他の曲も吹けるのか?」とかやってるそうです(吹けるに決まっとる・笑)。ご覧になってください。


ええとですね。
じつはこの話、先日、自分の日記にきっちり書いたところで、同じ話をここに書いてしまったわけなんですが、それはその、珍しい楽器を直に見せてもらえたことがちょっとうれしかったもので、それにウチの日記よりここのほうが見ている方も多いことですし、てなことで許していただきたいかと。


そうだ。珍しい、といえば、このアイーダホーン、日本では(世界でも?…さすがにそんなことはないか?)大井競馬場にしか存在しないんだそうですよ。

大井競馬場へおこしの際は、ぜひナマでその珍しい楽器を見てナマの音を聞いてみてください。





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最終更新日  2008年07月03日 12時18分12秒
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