|
カテゴリ:カテゴリ未分類
ジム・ロジャーズ氏とマーク・ファーバー氏の中国経済への強気の見通しを見て、中国株をチラッと見てみました。現時点ではすでに、業態の良さそうな株は値段のほうも「お値打ち」とは言えない値段のようですね。PERの低そうな株は業態維持・拡大のために資本投下が必要そうです。
例えば超大現代農業(0682)PER 6.53、配当 2.83%、ROE 21.7%とか安そうに見えますが、それだったら日本株のフクシマフーズ(2921)PER 6.7倍、配当 1.24%、ROE 8.41%でもいいのではないかと思えます。 超大現代農業もフクシマフーズも成長のためには資本投下が必要そうなので、投資家の手許に残るオーナー収益あるいはフリー・キャッシュフローは必ずしも大きくはないように見えます。 そう考えると多少割高でも、投資が少額でも成長が維持できて、オーナー収益の大きいクリップ(4705)PER 9.5倍、配当 1.47%、ROE 24.5%とか、コナミ東京、バンダイビジュアルとかのほうが個人的には好みです。もしクリップが中国株だったら情報が少なすぎて怖くて集中投資はできなかったでしょうね(笑)。 結論として、日本株投資については十分な情報量もあるので個別株の分析によってインデックスを上回るリターンを得ることができそうな感じがします。 中国株については、現時点の私の力量では個別株でインデックスを上回れるようなリターンを上げる銘柄を見つけるのは難しそうに思えますので、中国株に分散するならインデックス投資でも十分に思えます。人民元切上げがあれば、円ベースでのリターンはそれだけで大きくなる可能性もありますしね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|