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カテゴリ:実験(測定器のこと)
6GB8をつけたときのプレート電流を増やしてみました。 このアンプ(出力)は自己バイアスになっていますので、電流はカソード抵抗を小さくすることで、増やすことができます。 まずKT88の時と同じ、270オームとしてみました。この時のカソード抵抗間の電圧は16.5Vとなっていましたので、電流は61mA流れていることになります。 この状態の歪み率を測定してみましたら、1.5Wのパワーアップとなり、7.5W(10%歪率)となりました。動作点が最適値に近づいた分、歪率も改善したのだと考えています。 下の画像は、その時のオシロ波形です。上下ともクリッピングするようボリュームを上げ気味にしていますね^^; この改造の音の変化ですが、殆んど解りませんでした。繊細でクリアーな印象は変らず。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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P-K間に掛かる電圧が若干大きくなったのも影響あるかもしれませんね。微々たるものだと思いますが。^^;
(2011.04.25 12:05:58)
JOY2005さん
>P-K間に掛かる電圧が若干大きくなったのも影響あるかもしれませんね。 オリジナルの330オームの時は17.2V(52mA)でしたから、0.7Vの差ですね。プレート電圧を上げてやれば、もっとパワーを出せると思うのですが、大改造(電源など)になってしまいますね! (2011.04.26 07:30:54) |