地震から1年たちました。せめて、村山の時みたいに、もう俺には手に負えませんと、万歳すればまだマシだっただろうか。東電やマスコミも弊害になった。
海が割れるのは、年にそんなになく、3年前から私もいこうとしてなかなか行けなかったところである。何せ、ズーパー普通のサラリーパーソンとしての私は毎年3月というのは、どうも厳しいのである。休みを取るのがである。それでも、会社から通達が出ていて、3末までに強制的に有給を消化せよという天命に、仕方なく従うのであった、というか、無理矢理、海に道が出現する日に併せて仕事のスケジュールを持っていくのである。まあ、そういう個人的事情は、まあどうでもいいのだが、仕事を終えというか、無理矢理強制終了し、空港に、背広のまま向かい(っていつもか)、ソウルに行くのである。
さて、いきなりであるが、木浦駅である。あのモッポの涙の木浦である。駅を降りると、構内には木浦を称える音楽が流れ、北朝鮮にはいっていないが、そんな感じの軍歌調の音楽である。元気が出るかといえば、すごく田舎に来た気分を倍増させてくれるのである。ソウルからKTXの特急列車である。9時20分発の12時35分着であり、まあおおまかにいえば3時間15分である。料金は大きな声では言えないが片道3000円弱である。大きな声ではいえるが、おおむね5時20分発を先頭に、21時40分までおおむね2時間おきに、1日11本である。まあ、老婆心ながら2012年3月のタイムテーブルでは、520、725、820、920、1055、1320、1520、1650、1820、2010、2140発の11本である。
木浦駅からバスターミナルまでは、結構離れている。歩いていくのは無理である。バスで550ウォンであり、まあ、そうだねえ、15分ぐらい乗っただろうか。帰りはタクシーの乗ったのだが、5000ウォンぐらいである。まあ、会社員なので、300円400円は、くるしゅうないのである。タクシーの運転手は、福島はどうですか、ってな感じで、やはり海沿いの町、魚はどうですか、ってな感じで、日本へのイカの輸出が増えていますてな感じのことを言っている。単語がいくつかと、何だか運転しながら手をぐるぐる回しているので、魚が回遊してんだな、とか、手振り言ったり来たりで輸出入かな、いうことが想像されただけで、単語3つぐらい(フクシマ、オジンオ=イカ、ムルコギ=魚ぐらい)と身振り手振りでここまで理解した(多分随分理解していない)のは素晴らしい。
まあ、それはそうとして、12時35分に木浦に到着して、バスに乗ってバスターミナルに着くと(バス停を降りて信号を渡り、バスの行ってしまった進行方向に50メートルぐらい歩いたところにバス停あり)、ちょうど13時10分のバスが出発したところで、次は13時50分である。自由席である。チケットでチンドー、あるいはジンドーと叫べば買えるのである。1日23本あるので、まあ30分に1本あるので、まあ、1本逃しても心配ないのである。しかし、ハングルだけなので、チケットとの文字あわせである。
大きな声では言えないが6000ウォン1時間のバスである。ま、4,500円である。コーヒーを自動販売機で買い(300ウォン)、ぼさーっと待つのみである。
長距離は席を選べるようであり、自動販売機でも買えるようであり、しばらく見ていたら近距離は席を選べないということが自動販売機でも判明するのであった。席を選んでいたのは、長距離便であることが分かり、ほっとする。
5番からバスは出る訳である。バスが来たら、電気が点灯するシステムのようである。
バスは、まあ、いわゆる満席での出発であった。(少し、故障で遅れた。バスが番線に入ってくるまで、外に出るなと係員に文句を言われるのである。バスが入って、人が押し寄せ、ほんの5分も停車しないうちに出発。)
島に入って、10から5分、全部で1時間ぐらいで、珍島の中心のバスターミナルに到着するんどえあった。
大富豪なので、タクシーで行ってもかまわないのであるが、ここは、海が割れるフェドンまで16時20分のバスで行くのである、料金はチケットを回収されたので忘れたが、2300ウォンであったであろう。とにかく、バスが到着すると、暫くしたらバスが来ることが判明した次第であるが、1日9本は心もとない。
バスは、田舎に帰る若い人間も数名含みながら、途中学校終わりのガキ共も多数乗ってきた次第。
歩いてでもいけるかなーなんて甘い考えはまた無謀で、バスは、20分か30分ぐらい走ったような気がする。終点までいくと、島に渡る船もあった。ドドーンの1日4本である。島に行けば、海の割れているほんの1時間ぐらいに渡ってこちら側に辿り着けるという算段だ。(2.8キロにわたり海が割れるので、1時間程度で往復するのは、ちょっと厳しいのである)
英語では、うーん、ミラクルシー。何だか厳しいな。
ホテルは、まあ、行く前に予約サイトいろいろ検索したが、ネット予約できそうなところはなく、当日、まあ、おそらく、祭り以外なら大丈夫か、いや、祭りでもほとんど、ツアーなので、さくっと団体バスは帰ってしまうのであろう。珍島
泊まる客は少なそうだ。宿は、まあ、たくさんある。温泉マークのところを行くだけだが、太平旅館はその中でも綺麗ということで、そこに泊まるが、行くと、スペシャルルームしかないよ、と一番高い部屋になる。料金は驚きの5万ウォン(まあ、3500円)。料金表には3万、4万、5万ウォンの部屋があった。勿論、宿帳もなんもなく、鍵をもらうだけ。何となく、その場で、先払いしておく。4階は不吉なのでFである、なんだか4レターワードのようである。
オンドルが厳しく効いてそれなりにナイスである。それなりにいかがわしくてナイスである。
珍島を勉強しながら、珍島産マッコリをグイギイ飲む。
帰りは9時とか、9時40分とかのバスに乗れば、木浦に1時間後に着き、12時のKTXに乗れ、関空行きの最終飛行機には間に合う算段なのである。
肝心の海が割れる実況中継は、後日に譲るのである。
2012 韓国、珍島、海が割れるのよ~
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