|
テーマ:楽天写真館(354953)
カテゴリ:写真
今日は、耐震改修中の小田原城の天守閣の見学会が開かれました。
去年の7月から改修工事が始まり、 今年の4月いっぱいで改修工事が終わり、 5月1日から天守閣リニューアルオープン予定だそうです。 まだ工事中ですが、特別に見学会が開かれると聞いて、 はがきで応募して見学会に行って来ました。 小田原城は、昭和35年に鉄筋コンクリート造りで復興されました。 50年の時が立ち、各部に劣化が見られるので、 耐震補強工事をする必要になったそうです。 これに加え、空調設備の整備や展示リニューアルなどを行うそうです。 小田原城天守閣 ![]() 天守閣 ![]() 外壁もひびがあったりするものを埋めて、 漆喰を新たに施して、綺麗になっています。 外壁(漆喰を塗っている途中) ![]() まだ、工事中の現場に入るので、ヘルメットをかぶって中に入りました。 天守閣の中は、木の匂いや漆の匂いなどがします。 各階の柱の間に、耐震壁を設け強度を増しています。 まだ、工事中で展示物が無く壁には、展示するものの縮小版が 張ってあります。 壁があるので、狭く感じます。 映像作品の展示もあるそうです。 1階展示スペース ![]() 2階展示スペース ![]() 3階展示スペース ![]() 4階は、今回展示リニューアルの目玉の摩利支天が展示される場所です。 摩利支天は、仏教の守護神で三面六臂の立像でイノシシに上に乗っている。 摩利支天の脇に天守七尊を安置し、展示するそうです。 摩利支天の展示する空間は、小田原の久野の山の木材が使われ、 それを、小田原の木材業者が製材し、小田原の業者が運搬し、 小田原の工務店が制作したもので。オール小田原で作っているものです。 その制作した工務店さんが、かんな削りの実演をしていました。 紙より薄く、透けて見えるくらいのでしかも均等に削れていました。 削ったところを触ると、本当に滑らかな状態でした。 かんな削り実演 ![]() 摩利支天と天守七尊 ![]() 四階の真ん中に、将軍柱がたてられています。 将軍柱は、45cmの太さでそれをたてるのには、 大変な苦労があったそうです。 立派な柱が、ドンと真ん中で支えていました。 将軍柱 ![]() 摩利支天の空間もまだ工事中なので、 まだ、摩利支天も七尊もありませんが、 真ん中に、摩利支天が置かれ、両脇に七尊が置かれる予定です。 摩利支天の空間 ![]() 四階から降りて、見学会は終了しました。 工事中の天守閣に入れ、まだ展示物が無いない状態が見れて良かったです。 五月にリニューアルオープンしたら、どう変わったか見に来たいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 6, 2016 10:32:08 PM
コメント(0) | コメントを書く
[写真] カテゴリの最新記事
|
|