研究授業と授業研究
学校の先生方はよく「研究授業」をしています。 それをすることで、教師の力をアップしています。「授業研究」という言葉もあります。「研究授業」と「授業研究」はどのような違いがあるのか考えてみました。まず、研究授業は、教師が教材あるいは自己の興味ある課題を研究して授業で実践すること。 授業研究は、教師が行う授業をどのようにしたら児童・生徒にわからせるか、授業に集中さ せ、授業を興味あるものにするか、ということではないかと考えています。この二つは、何れも大切なものです。 教師が研究することは、教師は真剣に研究課題に取り組みます。 そうして、悩み、苦しみ、達成した喜びも味わうことでしょう。 教師が悩み苦しむこと、さらには喜びも味わうこと、 この感覚は教師が生徒の目線に立つ上で大切なものです。 研究することは、事実に対する謙虚さが要求され、身に付くものです。 これは人、児童・生徒に対する謙虚さにつながります。次に、授業研究は、授業を如何に充実したものにするか、如何に児童・生徒を引きつけるか、を 研究するものです。 児童・生徒を授業に集中させるにはどうするか、 児童・生徒を中心にした授業とは何か、またどうするのか、 どんな発問をいつするか、 現在の課題は何か、新たな次の課題は何か 充実した授業とは何か などを研究したり、現実の授業を通して研究し、さらに自己研鑽するものです。 これらは、ベテランになれば身に付くものもあるかもしれません。 しかし、自らその気になって研鑽、研究することが必要なのです。これらの二つを教師は自ら研究、研鑽しなければ、教師の力はつかないのです。授業を集中させるための小手先の方策を考える事は授業を崩壊させる事にもつながることがあるでしょう。やはり、「授業」を研究したり、 「研究」したことを授業に生かす、実践する事、 教師が悩むことが大切な事だと思います。 <こころ> 人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。