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カテゴリ:デュークのパース徒然草
パースは穏やかな夏日が続いております。 カウンシルが時たまやって来て、前庭の芝生を刈ってくれますが 散水装置のスプリングヘッドも刈り取ってしまうので 修理は自前でやらなくてはなりません。 簡単な修理は自分でできますが、本管を破損すると 老人には厄介な仕事になります。 今回は良いハンディマンにあたったので 簡単に安価で治してもらえました。 パースでまともな職人さんと出会うことは ラッキーなことですね。 私も大学を出て名古屋地区にあるメーカーに就職しました。 そこでは自動車の車体の鉄板のさび落としや鋳物生成の際に焼き付いた 砂落としに使うスティールショットを生産していました。 私も新人社員の工場実習とやらで現場工員の下働きの修業を やっておりました。 スティールショットは25KG毎に厚手の紙袋に梱包され 木製のパレットに40袋づつ積み重ね1トンの製品として出荷されます。 指導する教官は自らもその作業をして 1トン積み重ねるとパレットごとホークリフトで トラックに積み込んでいました。 単純な肉体労働でしたが、今日は何トン積んだとか 仲間とそれなりに頑張っていました。 ある日その作業の親方が、自宅で一杯やるからおいでと 誘ってくれました。 自宅に伺うと奥さん、子供3人で歓迎してくれました。 大きなちゃぶ台に御馳走が並んでいて 家族で歓迎してくれました。 一家団欒の夕食に招かれとてもうれしかった 思い出があります。 昭和40年代の高度成長の時期だったのでしょうが 忘れられない良い思い出の一つでした。
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