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行住坐臥

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2007年10月17日
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カテゴリ:検見川送信所関連
高校生の頃、書店で見つけてそのタイトルに思わず手が伸びたのが、
花見川のハック



いやぁ、いくら何でもあの花見川のわけないよなぁ、と思ったが、
あの花見川だった。エッセイでなく小説の舞台になっていたので、
本当に驚いた。

この本を書いた作家が、稲見一良(いなみいつら)氏。
大好きな作家だったが、残念ながら13年ほど前に亡くなられた。


稲見氏は兼業作家だった性か、非常に寡作だ。でも、特にリアリズ
ムをメルヘンで包んだような短編の作風が大好きだった。あまり本
を読まなかった高校生の自分は、この作家に短編の面白さを教えて
もらった気がする。


「花見川のハック」も短編集で、表題作であり花見川が舞台となっ
ている作品は、SFとメルヘンとが混ざり合った不思議な作品。好み
は分かれるかも知れない。ただ、稲見氏の作風はかなり多彩だ。

氏は猟銃による狩猟が趣味であったらしく、他の作品には豊富な銃
の知識や、ハードボイルドで不器用な男達が出てくるものが多い。
個人的にも、そっちが好み。


残念ながら絶版の作品が多い。
でも山本周五郎賞を受賞した「ダック・コール」をはじめ、文庫で入
手出来る作品も多い。


読み終えた後、優しい気持ちになれる作品が多いです。


musenhozon.jpg





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最終更新日  2007年10月17日 18時09分06秒
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Re:イナミイツラと花見川(10/17)   大塚漢方 さん
この度は私のブログに訪問いただきありがとうございます。
ブログ初心者で読み難い部分が多いかと思いますが、当面は
サンプルラボの話題や、無料で貰える情報などを書き込んでいこう
と思っていますので、時間があれば又訪問して下さい。 (2007年10月17日 18時32分10秒)

Re:イナミイツラと花見川(10/17)   久住浩 さん
稲見一良さん。

この作家は知りませんでした。読んでみたいですね。いろいろネット検索をかけて調べてみました。
「花見川の要塞」という短編があるそうで、前に僕のブログでも取り上げた軍用電車のことがモチーフになっているようですね。

ところで、これはやっぱり、ペンネームなんでしょうかね。稲毛と花見川は一番良い、という意味でしょうか。

僕も、千葉を舞台に小説を書いてみたいなぁと思っています。 (2007年10月17日 22時20分06秒)

Re[1]:イナミイツラと花見川(10/17)   慧俊 さん
大塚漢方さん、こちらこそご訪問ありがとうございました。

読みづらいページだとは感じませんでした。私のページとは
違って有益な情報が満載ですね。
-----
(2007年10月18日 12時14分15秒)

Re[1]:イナミイツラと花見川(10/17)   慧俊 さん
久住浩さん、ありがとうございます。

>稲見一良さん、オススメです。「花見川の要塞」も、読んだ記憶があります。軍用電車は設定上のものかと思っていましたが、久住さんが書かれたのと同じで実在していましたか!

>ところで、これはやっぱり、ペンネームなんでしょうかね。稲毛と花見川は一番良い、という意味でしょうか。

全然気付きませんでした! そうかもしれません。大阪の方のようですし、ずっと本名かと思っていたのですが・・・・・・ どちらにしても、地域に縁の深いお名前ですね(笑)

>僕も、千葉を舞台に小説を書いてみたいなぁと思っています。

現在進行形ですよね。目的のために芯を通しつつ柔軟な行動をする登場人物が素敵です。続き、楽しみにしています。

-----
(2007年10月18日 12時17分16秒)

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