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2015.11.05
カテゴリ：メルマガ★
みなさん、こんにちは(^^)/。
冬を目前にしたこの時期も江別はイベントが盛り沢山！ というワケでぜひ、お出かけのご参考に「江別観光協会メルマガ」を ご覧ください。 ☆★☆*...*... I N D E X *...*...*...*.★☆★ ・特集 ............ ◎守り続ける伝統 「江別市無形民俗文化財 野幌太々神楽伝承会」 ・耳より情報.........〇祝10周年!『江別市「まち」と「むら」の交流推進協議会』 記念イベント「えべつベジフェス」開催！ 〇アースドリーム角山農場 「冬季休業のお知らせ」 ■特集 ******************************** 平成7年から活動を始めた「野幌太々神楽伝承会」は、今年で創立20周年を迎えます。 「野幌太々神楽伝承会」とは、江別市無形民俗文化財である「野幌太々神楽」を 地元の方だけでなく、市民の手で守り受け継いでいこうという思いから発足しました。 現在会員は約20名。そのうち2名は児童です。 練習は毎年5月から、11月の発表会が終了するまでの約7か月間。 "野幌公民館"で行っています。 「野幌太々神楽」とは、東西野幌地区に入植した、 「北越殖民社」の入植者によって野幌神社に、奉納され 今年で117年の歴史があります。 その後、長引く戦争で若者たちが招集され、一時継承の危機を迎えるも、 地元青年団を中心とした「野幌太々神楽同志会」が結成され、 さらに「同志会」を手本として野幌神社氏子全員による「野幌太々神楽保存会」が設立され、 今も脈々と受け継がれています。 「伝承会」のみなさんは、こうした活動をされてきた「保存会」の方々の指導を 受けながら「野幌の神楽」を「江別市の神楽」として広く普及・伝承していくべく活動をしています。 今回は11月開催の発表会が近い中、特別に練習におじゃましました。 先ずは、小学5年生の女子児童による「稚児舞(ちごまい)」。 「稚児舞」とは、子供舞の最初に演ずる優雅な舞です。  笛や太鼓による荘厳な音楽の中、本番の衣装を身にまとい 華麗に踊る姿はとても小学生とは思えません。 「踊ることが楽しい！」と語る練習後の姿は、普通の小学生で、そのギャップに驚かされます。 続いては、小学4年生の男子児童による「泰平楽(たいへいらく)」。 (天下泰平を表す踊りで、"面"を付けて舞います)。  掌に載せているだけのお盆が、まるで吸い付いてでもいるかのように ほとんど手から落ちません。 これにはただただビックリします。（たまに落ちることもあるのですが演出のようです。） 「踊りが上手く踊れた時がうれしい！」と語る姿はこちらも普通の小学生。 二人とも「今は子供が二人しかいないので、 もっと仲間が増えて、人数不足でできない舞を踊れるようになりたい」と話していました。 小学生以上なら伝承会に入会できるそうなので（新規会員随時募集中。） 一緒に踊る仲間が増えることを願わずにはいられません。 そんなことを考えているうちに大人舞の練習が始まります。 演目は「稲田(いなだみや)」  今回10年ぶりに演じられるこの作品は、神話『八俣の大蛇』を題材にしています。 練習では、衣装こそ身につけていませんが、本番さながらの雰囲気に 思わず取材を忘れて見入ってしまいます。  伝承会では会員全員で舞も楽器も担当します。 主に使われるのは太鼓、笛、鉦(かね)。   それだけで奏でる音楽は雅としか言いようがありません。 また、衣装や道具は高価なので自分たちで何とかしようと、道具作りに取組始めたそうです。 組み立て式の舞台（朱枠）や鯛や剣などの小道具はその大半が会員さんによる手作り。 道具のみならず、お面にも手作りの物があるそうで（3割くらい）、 それらの素晴らしい出来栄えも発表会の見どころです。 その発表会は、 11月22日（日）大麻のえぽあホールで開催されます。 賛助出演として野幌太々神楽保存会の方々と北海道中国武術倶楽部の方の演舞、 さらに、創立20周年記念の特製絵葉書プレゼントや恒例の お米や野菜が当たる抽選会も行われるこの発表会は入場無料。 ぜひ、足をお運びください。  見るだけじゃ無く、神楽を舞いたい！と思われたみなさん、 伝承会では新規会員を募集中です。 年齢、性別関係なし！楽しく明るい先輩たちが優しく指導してくれるので 全くの未経験でも大丈夫！ この秋は江別の郷土芸能「野幌太々神楽」にはまってみる・・というのはいかが？ ≪野幌太々神楽伝承会≫ 問合せ先： 011－383－3877 村上勇造宅 練習日時： 毎週木曜日（5月～11月） 19：00～20：30 練習場所： 野幌公民館和室
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Last updated
2015.11.06 12:21:56
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