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2005年07月04日
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 シイタケには栽培方法が2種類あります。見た目は同じでも、原木シイタケと菌床シイタケは、味も安全性もまるで違うものです。栽培方法を表示す義務もなく、市場では同じ扱いでした。当然、簡単に栽培でき、価格の安い菌床シイタケが大手を振るようになり、生産農家は激減。今では消費量の9割が菌床となってしまいました。ここにきて、ようやく栽培方法の表示が義務化されることになりそうなのです。

 原木シイタケを守っていこうと3年前、奈良や大阪など関西の生産者が中心となって「国産原木しいたけ生産者の会」。代表の井上順一さんらが3月28日、生シイタケに栽培方法の表示を義務付けてもらうよう、農水省へ陳情に出向きました。さらに、この3年間の地道な活動も実って、原木シイタケ復活への第一歩とも言える「栽培方法表示の義務化」へ前進したのです。

 10年前までは、どこにでも売っていた原木シイタケ。今は近くのお店でも見ることはできません。原木栽培は、クヌギやナラなど日本の里山にある木を切って菌を植え、収穫までに250~300日かかります。残した切り株からは再び芽が出て、20年ほどたてばまた原木として切ることができます。里山を守り、自然の循環を守っているのです。

 一方、菌床栽培は、おがくず、米ぬか、栄養剤などを固めたところに菌を植えて栽培します。たった90日で収穫できます。国産もほとんど菌床栽培になりました。中国からの輸入されるものはすべて菌床栽培です。中国産は、さらに腐りにくいように処理されています。この菌床栽培が消費の9割を占めているのが現状です。

 少し高くても安全でおいしいものを食べることで、自然環境も、健康も守れるのです。安くて大量に使えるものは、結局、ムダが多く様々なものを奪っていきます。

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最終更新日  2005年07月04日 22時13分17秒
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