ブログ版・一杯のコーヒーから地球が見える

　全国一の魅力的な「ブランド市」は札幌、２位は神戸――。民間のコンサルタント会社「ブランド総合研究所」が全７７９市を対象に行った「地域ブランド調査」がまとまった。富良野（北海道）が６位、鎌倉（神奈川）が８位、沖縄（沖縄）が１０位となるなど中小都市も上位につけ、著名観光地や特産品を有する地域のブランド力を示した。

　調査は今年８月、「魅力度」「認知度」「観光してみたい」など１０３項目を２万４５３６人に聞き、「とても魅力的」を１００点、「やや魅力的」を５０点、その他を０点とするなどして点数化した。

　魅力度１位の札幌は「とても魅力的」が３４・５％、「やや魅力的」が５２・１％と肯定評価が８割を超え、平均は６０・５点だった。自然豊かな観光地として評価された。「とても魅力的」のトップは３８・３％の京都だった。

　小都市も健闘し、各県の県庁所在地より上位の市も２０あった。別府（１３位、大分）、尾道（２３位、広島）、浦安（２７位、千葉）、奄美（２８位、鹿児島）、萩（３０位、山口）、日光（３１位、栃木）などが名を連ねている。

　「環境にやさしい」イメージは１位が富良野、２位宮古島（沖縄）、３位四万十（高知）だった。（参考＝9月14日 読売新聞）