|
テーマ:ニュース(99444)
カテゴリ:あれこれ
フランスの建築家ジャン・ピエール・フーディン氏は30日、謎に包まれているピラミッドの建築方法について、内側から外側に向かって作られたとの新たな説を発表した。
世界7不思議にも数えられるクフ王のピラミッドに関しては従来、石を運ぶためにピラミッド正面に巨大な傾斜台を使ったか、もしくはらせん状の傾斜台が外周に使われていたとの説が有力となっている。 これに対しフーディン氏は、最先端の3次元(3D)テクノロジーにより、巨石を頂点に引き上げるのに使用された傾斜台は、ピラミッドの外側部分から10─15メートル内部に存在していたことが明らかになったとしている。 同氏はロイターの取材に対し「これが唯一うまく行く方法であるという点で、他の説より優れている」と述べた。 自説を証明するため同氏は、自動車や飛行機の設計で3Dモデルを使うフランスの企業と共同チームを結成。企業側からは2年間でエンジニア14人が参加したという。 また現在は、レーダーや熱感知カメラなどを利用した調査実施を目的に、世界規模の研究チーム作りが進行中だとしている。 米ロングアイランド大学のエジプト学者、ボブ・ブライアー氏は「この説は従来の両方の説に反する。私自身20年にわたって教えてきたが、心の底では間違っていると感じていた」とロイターに語った。(参考=4月1日 ロイター) 写真は今回の新説を図説したCG画像。提供写真(2007年 ロイター) ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|