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カテゴリ:原子力発電
皆さん、長いこと、ご無沙汰してしまいました。
まずは、今回の東北関東大震災において犠牲となられた方々へのご冥福をお祈りし、被災者の方々へのお見舞いを心より申し上げます。そして、一日も早い復興をお祈り申し上げます。 忙しくなって、とりわけわが家のごみ処理のデータがとれず(何日かきちんとごみの重さをはからずに出してしまった)、そこを空白にするのもなあと思っているうちに、このブログを何も表明することのないまま休止してしまいました。 その間も、多くの方に訪れていただき、本当にありがとうございます。同時に、何の情報も追加せず、たいへん申し訳ありませんでした。 ちょうど10日前、東北太平洋沖を震源とする日本観測史上最大の地震(M9.0)、そして東北太平洋岸各地に10mをこえる津波が押し寄せ、たいへんな災害が起こりました。それと同時に、福島第1原発の複数の炉において、少なくともスリーマイル島の事故を上回ってチェルノブイリに続く原発史上世界で2番目に大きな事故が起こり、大量の放射性物質が漏れ出してしまいました。現地で対処に当たる方々の必死の努力に対して、本当に感謝と敬意の念を抱くとともに、それでもなお現在もまだ予断を許さない状況にあることに危機感を抱き続けています。 このブログでも、原発については、2度ほど触れています。その2つの記事は、記事のカテゴリーに「原子力発電」を新設し、移設しました。その理由はもちろん、これからこの「原子力発電」について、このブログでもきちんと論じる必要があると考えたからです。 ちょうど1年前の2010年3月20日にアップした「経済産業省のエネルギー基本計画=2030年までに原発14基を新増設」という記事では、「本当の「地球温暖化対策」、環境保全のためには何が必要か、もう一度根本的に考え直してほしい、というのが、私の感想です。そして、考え直させるためにはどうすればよいか、これが私の課題です。きびしいけれど。」と書きました。 また、2010年5月19日の「何人寄っても、もんじゅの知恵なし」の記事では、「コストが高いとかいわれながら、EPTで約2年、耐用年数40年とすれば、かかったエネルギーの20倍は発電してくれる太陽光パネルは、現状でも確実にコストを回収してくれます。そして、さらに製造エネルギーやコストの改善、変換効率の改善が見込めます。ぜひ、原発重視のエネルギー政策を見直し、再生可能エネルギーに全力を傾ける方向に転換していってほしいと思います。」と述べています。 こんな事故が起こる前になんとかできればよかったのだけれど、ずっと危惧していた重大な事故がとうとう起こってしまいました。このブログをきちんと更新し、そこで強く訴えていたとしても、原発重視の環境エネルギー政策を変えることにはならなかっただろうけど、もんじゅの続報や六ヶ所村の再処理施設のこと、そして川内原発3号機増設をめぐることなど、この間にもたくさん書くべきことがあったにもかかわらず、この間ブログを休止していたことに対して、反省せざるを得ません。 そして、自分のくらしぶりを紹介し、化石燃料や原発にできるだけ頼らない生活が可能であり、今後、日本においても環境エネルギー政策を根本的に転換し、再生可能エネルギー中心の政策に移行できるし、しなければならない、ということを発信することに自分の使命があると考えたので、ブログを再開していきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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