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カテゴリ:本
今日思わず、4冊も文庫本を買ってしまった。
とは言っても、一冊105円なので、 420円なのだけど。 その中の一冊は、銀色夏生さんの 「君はおりこう みんな知らないけど」。 「銀色夏生」と言う名前は いつも必要なときに、 私の目に飛び込んでくる仕組みになっているらしい。 そして必要なことを私に伝える。 それは、本屋だったり、 図書館だったり、 友人の家だったり、していた。 高校生のときも、短大でも、 社会人になっても、ずっと。 忘れた頃にふいに、目に飛び込んでくる。 何が何に、どう作用しているか分からないが、 それは確実に、私の中で何かのスイッチを押す。 どんな言葉でも、正しいなんて言えないんだと。 だから逆に、どんな言葉だってゆるされるのだと。 そうか、私は自由だったのだと。 そうして、「書く勇気」を受け取れる気がする。 実は、銀色夏生さんの本を購入するのは 初めてだ。 それが自分にとって、かなり意外。 たしか、中学のときに初めて知って、 最初に読んだのは、 「君のそばで会おう」だったと思う。 小学生から詩を書いている私にとって、 憧れの人である。 いつか、 こんな素敵な詩を書ける大人になって、 こんな本が出せたらいいのにと、 思いを馳せていた中学生だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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