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カテゴリ:ナニワ英語道
(続き)グリーンベルト植林により世界中で知られたケニアのワンガリ・マータイ氏(ノーベル平和賞受賞者)は2005年に来日したとき、“モッタイナイ”という日本語を耳にして、これを世界語にしようと決意された、という。
たしかに本書の冒頭に述べた「もったいない」は非経済的という意味だけではない。 捨てられたものを活かす、再生する努力、工夫のことである。 マータイ氏は、日本の母性概念に気づかれた。 中国、韓国を西洋に似た男性優位国家とすれば、せっかく地球が産み落した、自然のそして人的な遺産を捨てる行為は、非母性的で、もったいないということになる。 環境汚染。 地球の危機。 しかも、男性優位国家は軍事的優位性を競い合っている。 母なる地球というガイア思想に目覚める時ではないか。 ここは、海洋国家日本の出番である。 祖国を思い、「海ゆかば」と歌い、海の藻屑と散った雄々しき英霊の気概を甦らさなければ、それこそもったいない。 英霊は、君(天皇からみれば国民)のために、母親のために、散った。 霊肉一如を信じた神国日本が、魂まで捨てたことはもったいない・・・無念である。 英霊の気概をリサイクルしようではないか。 外国人特派員協会で、ボイエ・ディメンテ氏と。 氏の著書の日本人論は秀逸 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月06日 08時13分33秒
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