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カテゴリ:カマキリ物語
「ゴキブリ以下だと言ったな、カマキリ野郎!聞き捨てならん」
ゴキブリは、独特の触覚をヒクヒクさせながら、カマキリの独言を聞いていた。 「次はオレが相手だ。オレはお前の先祖だ。4,5億年前にこの世に姿を顕した昆虫のチャンピオンだ。お前は、たかが数億年地球に棲息してきたに過ぎん。それなのに、お前は大先輩のゴキブリを食い殺す、恩知らずの成り上がり者だ。それがお前のいう品格か。一騎打ちしようじゃないか・・・」 「条件がある。決裁者を選ばせてくれたらという条件をつけよう」 「う~ん。お前の得意なif思考だな。いいだろう。お前が逃げなければ条件を呑んでやろう。それに、オレを襲わないこと。それはルール違反とする」 「いいだろう」カマキリは、相変らずクールだ。 「NASAのロケットが再び宇宙へ飛ぶ。そこへ我々が乗り込む。どちらが無事に生還できるか。どちらも生還できればこの虫カゴで一騎打ちだ。K-1ルールでやろう」 NASAのシステム思考は、すべてシミュレーションからきている。 そのゴールは無事に帰還するスプラッシュ・ダウン(着水)の時期だと決めて、逆算していく。 こういう戦略思考はすべてif ~ then のロジックに支えられている。 3ヶ月間の闘い。 さて、生還したのはカマキリだけ。 なぜか、what if で思考していただきたい。 私の推測は明日。(続く) 紘道館10月例会議事録を更新⇒10月例会議事録 前回紘道館のゲスト、英語界の重鎮 國弘正雄氏と お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月21日 07時24分22秒
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