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カテゴリ:徒然日記
今、寄生虫が天下をとっているのではないか。メディアや芸能人がもてはやされ、公を任じている政治家が一番コケにされている。最大のヨミウリは、カワラ版からスタートした。江戸時代、世間の出来事を速報した瓦版1枚または数枚刷りの印刷物を、内容を読み聞かせながら売り歩いたという。 ニュースに寄生したエンターテイナー、士農工商より下位にあった存在が、いまやトップの士(官公庁)を恐れないモンスターになり、立場は逆転した。公の人間が恐ろしいのは、首相ではなく、みのもんたや、今潜伏中の細木数子ではないだろうか。彼女には戻ってもらいたい。お白洲が恐れられず、テレビのスタジオで裁かれることを人々は恐れ始めていたのに。 士農工商が逆転した。芸(メディア)、商、工、農、士と、なんと公意識の強いサムライが地に落ちた。テレビのワイドショウに出る評論家が道徳的に、倫理的に人々を裁くようになった。日本では法が人を裁くのではなく、「空気」が人を裁くのだ。恐ろしい国だ。多細胞生物よ、驕るなかれ。What price multicellularity! (多細胞がなんぼのもんじゃい)
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最終更新日
2008年10月19日 09時31分12秒
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