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カテゴリ:不動産管理全般
賃貸保証とは、簡単に言えば「入居者が家賃を滞納した時に代わりに支払ってくれる」システムの事です。
賃貸保証会社とか家賃保証会社とか言われているのがそうです。この会社が入居者の連帯保証人となってくれます。 システムは、各社まちまちで、「連帯保証人不要」「他に連帯保証人を付けると保証料が安くなる」だったり、保証料も「2年で賃料の30%」「2年で50%」「2年で80%」「年間1万円」「保証料は初回のみで10年保証」「保証料は初回のみで退去まで」などなど.. 入居者は連帯保証人を頼む手間が省け、大家は滞納の心配がなくなります。 ちょっと詳しく説明すると 入居者が保証会社と保証契約を結びます。入居者から大家へ(または管理会社へ)家賃が振り込まれないと、保証会社が滞納分を大家に代位弁済する。保証会社は入居者に対し代位弁済した家賃を請求する。滞納が3ヶ月くらいになると、保証会社は入居者に退去を促す。時には強硬手段も。 これらは保証会社と入居者とのやりとりですので、大家はまったく関係ありません。大家は保証会社から賃料を受け取ってますので、大家が入居者に退去を迫る根拠が存在しないし、逆に保証会社に代位弁済させたら、入居者に対し入居の継続を認める権利もなくなる。 でも....入居者が 賃貸借契約は2年で、最初に2年契約の保証契約を結び、保証料も支払った。 更新が来たけど、法定更新ってのがあるらしいので、更新のお知らせを無視した。 保証会社へ保証料を支払わなかった。でも、家賃は払うよ! こんなケースになったどうなるんでしょう??? 滞納が発生したら、保証会社への保証料が未払いでも家賃を代位弁済してくれるのでしょうか???法定更新でも保証会社の連帯保証人しての責任はあります。 そもそも、保証会社は連帯保証人じゃないかも??? 保証料が未払いだったり法定更新だと、連帯保証しないよ!って契約なのかも?? 「保証料は初回のみで10年保証」でも更新ごとに再審査するよ!?再審査が通らなかったらどうなるの???連帯保証人なしで法定更新???最悪だ.. ものすごく悩みます....賃貸保証には落とし穴があるのかもしれません。 せめて賃貸借契約書には「賃貸保証システムを利用しての契約の場合、建物賃貸借契約期間が終了するまでに更新する建物賃貸借契約の契約期間について賃貸保証会社と保証契約が締結できなかった場合は、建物賃貸借契約は終了します。」のような一文が必要ですね。 日本賃貸保証の保証契約書と保証会社を使った場合の、建物賃貸借契約書があるので確認してみます!! 知らなかったじゃ済まされないですよ!→人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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