カテゴリ:旅人道
夕暮れの国技館前で待ち合わせて、恒例の下町ツアーは始まりました。
メンバーは、東邦学園大学教授の一樂 信雄先生と、 IBMで旅行運輸のスペシャリストだった故岡本明雄さんのご夫人怜子さん。 本来なら、3年前に、一樂先生、岡本さんと、彼の地で待ち合わせて、 安西さんのJAZZタクシーを楽しむはずでした。 その矢先に、岡本さんは急逝され....涙にくれました。 今は、代わりに奥様をお誘いして、 時に下町ツアーを楽しむことになったのです。 ▼岡本 明雄さんの一周忌に想った事 そして不思議なこと http://smallbiz.nikkeibp.co.jp/nvw/column/kume/20020312.shtml @ @ @ お二人をピックアップしたあと、 まだ日が残っていることもあったので、 小村井香取神社の香梅園に立ち寄ってみました。 暮れなずむ夕日に映える枝垂れ梅は、昼間の可憐さとは違う、 物憂げで悩ましい色をしていたのでした。 ▼小村井香取神社の香梅園 http://www.ultra-airs.com/runabout/tokyo/koubaien/ @ @ @ 次は、銭湯です。 かつての家具街下谷は、中華そばの光江の近くにある「快哉湯」 番頭に可愛く座る2代目のおばあちゃんに「いい建物ですね」と 言うと、びっくりして「おんぼろですよ」と答えてくれました。 ここのお湯は「井戸水」だそうで、なんだかうれしかった。 西伊豆から眺める富士山の絵は、平成14年作で新しく、 絵師早川さんの署名が誇らしげです。 何より、楽しかったのは、このポスター。 豪華3本立てオールナイトの、番組も、書体も、色使いも 全てが、古きよき時代の浅草を感じさせるものなのです。 アチチの湯に加え、こんなポスターが、 身も心もぽかぽかとさせてくれるのでした。 ▼東京の銭湯「快哉湯」 http://www5e.biglobe.ne.jp/~wadyfarm/taitou8a.html @ @ @ 次は、食事ですが.... 時計を見れば、もう7時を回り、ゆっくりしていられません。 最終目的地に程近い、うますぎて申し訳ないスの レストランヨシカミに駆け込んだのでした。 先生は牡蠣フライ、岡本さんはハンバーグ、 そして私はポークソテー。 ああ、おいしかった。 ええ、もちろん、いつものように お土産にカツサンドも買いました。 ▼ヨシカミ http://www.asakusa-umai.ne.jp/umai/yoshikami.html @ @ @ そして、寄席、浅草演芸ホールには、8時チョイ前に入りました。. もう、面白すぎて.... 顔面筋ストレッチ、脳内麻薬シャワーの1時間とあいなりました。 中でも、トリの文楽さんが最高でしたが、 誰かと思えば、ぺヤングのソース焼きそばの宣伝に出ていた あの人だったのです。 落語家ってすごい! ▼浅草演芸ホール http://www.asakusaengei.com/ 久米 信行@縁尋奇妙 http://kume.jp http://t-galaxy.com/news/ http://jentle.co.jp/ http://t-galaxy.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.09.11 07:20:55
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