去る10日の朝、リンフネット社長　増澤　孝吉さんのお取り計らいで、
NTTコムウェア社長の松尾　勇二さんにお会いする光栄に預かりました。



同社のWEBサイト【COMZINE】で、2001年夏から「メール道」の
連載をはじめて、はやいもので、もうすぐ３年。

この５月からは、その【COMZINE】もリニューアル、
さらには、メール道の本が発売されたこともあっての表敬訪問です。



松尾さんは、NTTグループの先端技術をマネジメントし、
国際調達の道筋をつけたすごい方と、増澤さんからお聞きしていましたし、
WEBで拝読した社長インタビューの数々にも感銘を受けていましたので、
かなり緊張をして、その場に臨みました。

しかし....お会いすると、とても穏やかな雰囲気なのです。

おそるおそる、拙著を差し出しますと、
なんと....もう読んで下さったとのこと。

「メールをメモがわりだと思って、おろそかにしていました。
　なぜ、道と名づけたのですか？」

アタマが真っ白になって、何をしゃべったのかはおぼえていません。

しかし、雑談が、ブログの話におよんだ時に、
松尾さんの頭の中で何かが動くのが見えたような気がしました。

「ブログという言葉を聞いて、調べたら、最初はわからなかった。」

ということですので...

昨今、メール縁者の人たちが興奮して語る
次なるインターネット革命「ブログ革命」のさわりを、
品性乏しき私は、止せばいいのに、まくしたててしまいました。

例えば、COMZINEをブログ化したらどんなにメリットがあるかなど....。

おそらく釈迦に説法だったでしょう。

それなのに、松尾さんは、
言葉もはさまず静かに耳を傾けてくださいました。

そして、適切な質問を、ぽつぽつと...。

かくあらねば....と気付き、恥ずかしくなったのは、
わざわざエレベーターまでお見送りいただいた後のことでした。



▼NTTコムウェア
http://www2.nttcom.co.jp/

▼ベスト　オブ　ＩＴ川柳発表【 COMZINE 】
http://www.nttcom.co.jp/comzine/

▼メール道の本
http://www.nttpub.co.jp/vbook/list/detail/0129.html


久米 信行＠縁尋奇妙
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