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久米信行「縁尋奇妙日記」

2004.07.08
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カテゴリ:濫読道
良寛さんでした。



「天上大風」

多くの人が愛する、良寛さんの「へたうま」の書。

一見、なにやら大いなるメッセージを含んでいるように思えます。
しかし、実は、仲良しの子どもが凧をつくる時に頼まれて書いたそうな。

これ「凧たこ上がれ」の無邪気な気持ちだけだとしたら凄いこと。

「花開く時 蝶来たり。蝶来る時 花開く」ように、

凧と風とが、良寛さんと子供とが、
戯れるともなく戯れる絵が浮かぶのです。





かつて吟じた詩を思い出し、かの「五合庵」を訪ね、
良寛さんの足跡をたどったことがあります。

復元された五合庵は、あまりに小さく、寒々しいのでした。

それでも「ぬす人」が入って「窓の月」以外は持っていく時代。
縁の下から生えてきた竹の子のために穴を開け、席を譲る良寛さん。

国上寺と五合庵の間、かつて弥彦神社があったとされるあたりに、
ちょっと特別な、気持ちのよい場所があります。

おそらく良寛さんも、そこで時を過ごしたでしょう。
その陽だまりのやさしさ、あたたかさを思い出すのです。





そして、良寛70歳と、貞心尼30歳の相聞歌

 「君にかく あい見ることの うれしさも
  まださめやらぬ 夢かとぞおもふ」

 「ゆめの世に かつもどろみて 夢をまた
  かたるも夢よ それがまにまに」

 「向ひいて 千代も八千代も 見てしがな
  空ゆく月の こと問わずとも」

 「心さへ 変らざりせば はふ蔦の
  たえず向かはむ 千代も八千代も」





千冊の一冊目は中谷宇吉郎の「雪」でした。

 「雪は天から送られた手紙である」

言葉なき手紙からはじまって、
言葉なき境地に終った千夜千冊。

7月24日までのどこかで紹介されるという
あと最後の一冊が何なのか....

実は、白紙ではないかとも思うのです。



 ▼ISIS立志編「松岡正剛の千夜千冊」
  http://www.isis.ne.jp/top.html

 ▼楽天日記「松岡正剛の千夜千冊カウントダウン20」
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久米 信行縁尋奇妙
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Last updated  2004.07.08 17:20:23


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