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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2005/11/19
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  1. Court In The Act (Hull)
  2. Everything Changes (Hull/Craggs)
  3. Anyway The Wind Blows (Clements)
  4. Roll On That Day (Clements/Craggs)
  5. Walk In The Sea (Hull)
  6. Lady Eleanor (Hull)
  7. Knacker’s Yard Blues (Clements)
  8. I Want You To Be My Baby (Jordan/Hendricks)
  9. Winning The Game (Jackson/Harcourt)
  10. Meet Me On The Corner (Clements)
  11. Meet Me On The Corner (Reprise) (Clements)
  12. Fog On The Tyne (Hull)
  13. Clear White Light (Hull)


Alan Hull
vo, g, key
Ray Jackson
vo, harmonica, mandolin
Rod Clements
g, vo
Simon Cowe
vo, g, key
Ray Laidlaw
ds
Steve Cunningham
b

 ニューカッスル出身のリンディスファーンによるライブ盤。収録は90年2月1日にノッティンガムで行なわれた。
 メンバーは70年の1作目「ナイスリー・アウト・オブ・チューン」#75でレビュー済)に参加していた5人丸ごと+スティーヴ・カニンガムの計6人。
 しかしジャケに写る柄シャツ着てサックス吹いている人は誰なんだろう。4の共作者マーティ・クラッグスが怪しいけど、クレジットはないしなあ。と思ったら6ではフルートが。これは6人以外の木管担当者がいると思って可ということかね!

 私はリンディスファーンのアルバムは本作含めて5枚しか持ってないのだけど、どうしても1、2作目あたりのフレンドリーな非体育会系フォークロックを思い描いてしまう。
 デビュー作から20年の間にサウンドが変化していても不思議じゃないが、初めて聴いた時は「ええっこれがリンディスファーンなの!?」と驚いてしまった。
 普通にロックンロールバンドじゃん。ロカビリーっていうのかな、豪快にスウィングしていてボーカルの入れ方やエレキギターの遊びもヘタレフォーク(注:褒め言葉)のそれじゃない。系統で言ったらステイタス・クオーに近い。ハードブギだよ、ハードブギ。
 それともあれかな。スタジオこそ繊細な音作りだけど表へ出ると途端にはじけるってやつかな。
 これは初期のライブを聴いてきちんと確認しておかないと。

 それでも相変わらずシンガロング度は高い。
 ここで初めて耳にした曲でさえも何とはなしに一緒に歌いだしそうになる。揃いすぎてない重唱がたまらんな~。
 こうノリが良くてウキウキだとご機嫌にならんほうがおかしいって。
 とくに後半4曲の流れは良すぎ。12の冒頭で「ふぉ~ぐおんざた~ぃむ!」「いえ~~~~!」のやり取りが羨望交じりにほほえましい。観客を第二リードシンガーに仕立てる遊び心も楽しいし、できるなら生で体感したい瞬間だぞ。

 あ、やっぱりクラッグスはメンバーに含まれているみたい。13でちゃんと紹介されてるね。
 アラン・ハルだけは「ジェームス・アラン・ハル!」とフルネームで紹介されているのも興味深い。そのハル氏はこの5年後に亡くなってしまうのだけど…。
 あ。おとついってハル氏の命日だ。

 最後にちょっとしんみりしてしまったけど、内容は文句なし。まさに音楽、音で楽しむだね。




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Last updated  2006/11/03 05:46:27 PM
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