|
カテゴリ:本
アウトドアブランドとして有名なパタゴニアの
創業者であるイヴォン・シュイナードが書いた経営書。 2005年に発行され、私が読んだ本書は新版として2017年に発刊されている。 本書において、パタゴニア社が、 「自分たちが欲しいものを作るといった、 メーカーの一番楽しいところを実現していること」、 そして、 「地球環境問題や労働環境など信念にそった経営をしていること」 と述べられており、とても羨ましく感じた。 創業者であり著者のイヴォン・シュイナード氏は、 強い哲学を持つことで知られており、 やはり経営には信念が大事なんだなと… 私には大きな信念がなく、偉大な経営者の本を読むと いつも悲しい気持ちになる 50代と若い?ので、まだまだこれからは思っているが、 残された時間は少ないかも… また、自然環境改善といっても色々な考え方があることを改めて学んだ。 恥ずかしながら「オーガニックコットン」については、 聞いたことがあるぐらいの知識であり、 通常のコットンと天と地の差があることを本書で知った。 古い本であるが、一読の価値はあると思う。お勧めです。 2023年3冊目 期間:2023年2月14日~2月23日 題名:社員をサーフィンに行かせよう パタゴニア経営のすべて 著者:イヴォン・シュイナード 翻訳:井口 耕二 出版:ダイヤモンド社; 新版 (2017/6/15) 内容(出版社からのコメント) Amazon: 11,448位本 最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。 そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する。 ビジネス界の常識にとらわれない、時代の先を行くパタゴニアは何を考え、 行動してきたか。フルカラー愛蔵版。大幅加筆/全面新訳/写真満載。 ●気になったフレーズ ・知っていても行動しなければ、知らないに等しい 王陽明 ⇒そうそう、行動あるのみ!! ・私の役目は、外に出て、新しいアイディアを持ち帰ることだったと言える ⇒私の役目の一つもこれであるが、 あまりできてない気がする ・特定市場向けの製品開発と複雑な流通を適切に調整するなど ルービックキューブのようにややこしくて、だれにもできなかった ⇒規模は違えど、同じような状況なので、状況は理解できる 本書ではこの後に ”3年間、管理職のリストラ、在庫管理の一元化、販売経路の集中管理” が述べられており、いまの私の行動に少し勇気をくれたかも... ・どうしても必要でないかぎり新たな負担を地球に強いるのでなく、 修理をしよう ⇒長く使うのも環境対策か、、、 私は洋服はダメになるまで着続けるので、 負担軽減には貢献しているかもしれないが、 根本的な考え方は地球にやさしくないかな… ・パタゴニアでは、 「風変りであることを恐れるな」 「出る杭になれ」 が社訓になっているが、殉職者にはなりたくないと考えている。 ⇒どちらかと言うと、殉職者になりがち ・逆に販売促進が難しい製品があるとすれば、 それはたぶん他社製品と大同小異にすぎないからで、 おそらく製造自体はやめたほうがいいと思われる。 ⇒やめたいけど、やめられない、レッドオーシャンで戦っている悲しい現実。 ・生き残るのは強い種でもなければ賢い種でもない。 変化に即応できる種だ チャールズ・ダーウィン ⇒”即応”ってことろが大事ですね ・最高の管理職とは、普段、机にいないのに、 探そうと思えばすぐに見つけられて相談できる人ではないか。 ⇒こういう管理職になりたい。 ・進化(変化)はストレスがなければ起きないが、 起きるときには短期間で起きるものなのだ ⇒ダーウィンが言う、”即応”ってやつですね ・自分自身の行動を正す ⇒パタゴニアの環境理念の一つ。 まずは自分からとのこと。肝に銘じたい。 環境について、ますます興味が湧いてきた。 ちょっと違う視点で次はこれ。面白そう… がむしゃらに走って空回り… 歳をとっても全然変わらない… もう少し大人にならないとね… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.02.23 18:13:21
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事
|