人生楽しく6026のブログ

尊敬する人物の一人である稲盛さんの「経営12か条」。
本書は、稲盛さんの盛和会での2012年12月/2013年7月の
講演をベースに編集されており、昭和の匂いがプンプンする。
今の時代では言えないような発言もあり、それがまた面白い。

稲盛さんは、52歳で第二電電（現KDDI）を立ち上げていて、
私もこの3月に同じ歳になり、改めてその凄さを知る。

衰えないパワーはどこからやってくるのだろうか...
50歳を過ぎて、自分の弱さ、衰えを感じることが増え、
踏み出すことに躊躇することが増えてきた。
まだまだ52歳と思って、稲盛氏のチャレンジ精神を見習いたい!!

いつもながら厳しく温かい言葉が並んでいて、
「まだまだこれからだよ」との激励をいただいた感じ。
読み終えてよい気分になれました

2023年4冊目　　 
期間：2023年3月12日～3月17日
題名：経営12か条　経営者として貫きべきこと
著者：稲盛和夫
出版：日経BP 日本経済新聞出版 (2022/9/7)
内容（出版社からのコメント） Amazon： 849位本
【目次】
第1条 事業の目的・意義を明確にする
第2条 具体的な目標を立てる
第3条 強烈な願望を心に抱く
第4条 誰にも負けない努力をする
第5条 売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える
第6条 値決めは経営
第7条 経営は強い意志で決まる
第8条 燃える闘魂
第9条 勇気をもって事に当たる
第10条 常に創造的な仕事をする
第11条 思いやりの心で誠実に
第12条 常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で


●気になったフレーズ
・経営者は、全社員が共有し、モチベーションを高められる、
　公明正大で大義名分のある立派な会社の目的、意義を確立することで
　組織を大いに活性化できる人でなければならないのです
　⇒”組織の目的＝大義名分”は自分を奮い立たせるためにも
　　必要だと思って考えているが、
　　最近考えている目的が大きすぎるので、響くのかちょっと心配。
　
・「おまえのために私は朝から晩まで粉骨砕身、頑張っているのに、
　　おまえのその態度はなんだ。もっとまじめにやらんか」
　　と堂々と言えるからです。
　⇒私もこの「私が一番頑張るからついてきてね」の考えで頑張ってきた。
　　歳とって疲れがでるようになり、この考えがよいのか...
　　稲盛さんのように頑張るためには
　　自分の中での”大義名分”が必要なんだよね…

・いかに混迷のなかにあろうとも、
　目指すべきただ一点を見つめて組織を率いていく。
　そういう強い精神をもった人こそが真の経営者だと私は考えています。
　⇒強い精神ですよね。
　　そのためにも自分自身の目的が必要なんでしょうね

・先ほども触れましたが、
　私が長期計画を考えなかったもうひとつの理由は、
　計画どおりに進のは経費だけだからです。
　⇒方針や進むべき方向の計画は必要だと思うが、
　　細かい数字の中期計画は、
　　その数字に縛られて変動に耐えられないので不要だと思う。
　　
・企業というものは、経営者の器以上に大きくなりません。
　⇒経営者以下の器を大きくする必要があり、
　　その作業が経営哲学を学ぶこと、と続く。
　　器の大きさか、あまり自信ないな

・潜在意識を自在に活用する２つの方法
　　ひとつめは、衝撃的な印象を受けること
　　ふたつめは、繰り返し経験すること
　⇒ひとつめは、絶対的な権力者からの圧力だと思っていて、
　　繰り返しの難しさから、権力者からの圧力が手っ取り早いと思い始めている。
　　間違った考えかもしれないが...

・一瞬のチャンスを逃さぬよう、常に願望を抱き続けているか
　⇒組織全体がこの考えになると強くなるのでしょうね。
　　最近、
　　　チャンスが見えないもの　
　　　チャンスが見えても動かないもの
　　　チャンスだけ捉えて喜ぶもの
　　　チャンスをきっかけにさらなる成長に挑むもの
　　の区別があり、成長に挑むものになろうと、訴えている

・思うことがわれわれの人生をかたちづくっているのです。
　⇒同感、同感。
　　願わねば叶わない。ですね

・少しでも「これは難しい」と思ったのなら、
　絶対に事は成就しません
　⇒ついつい、”難しいけど頑張ろう”と言ってしまう。
　　これダメなんだな。これから気をつけたい

・「私なりに」ではなく、「誰にも負けない」努力をしているか
　⇒「誰にも負けない」でないと、ダメってことか…

・「経営者の意志」を「全従業員の意志」に変える
　⇒これ大事ですが、非常に強いリーダーシップが必要。
　　カリスマ経営者が必要と言っているように聞こえた。

・経営というものは「意思」なのです。
　⇒その通り。意志を持たないリーダが多い

・未来のある一点を見定め、日々間断なく努力を続けているか
　⇒何をしているのだろうと、
　　この歳になっても悶々と問いているばかりで、
　　見定めた努力ができてない。

他にも、”思いやりの心で誠実に”や
”常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で”
など、よろけた私を支えてくれる言葉が盛りだくさん。
もっと頑張らねば

次はユーモアについて学んでみる。面白そう…


東京マラソンのボランティアに参加。
大先輩の方々の面白トークを聞きながらの作業が楽しかった。
良い経験になりました。
次回はランナーとして参加したい!!